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白髪の旅ガラス

 ある組織が調査した企業のリスク管理の結果があります。

・地震風水害等、災害の発生

・法令順守違反

・人材流出、人材不足


 大手企業の目的に対して脅威の方向に離れる可能性(リスク)の種類としては頷けますが、中小企業の優先して着手するリスクではないでしょう。調査対象が中小企業であれば、優先して着手するリスクは異なります。

・経営者の育成困難

・新製品、新サービスの開発力の欠如

・社員の高齢化


 大手企業の優先管理リスクを取り上げて議論するのは構いませんが、世の中の多数を占める中小企業では、少ない人材、余裕のない資金の中で利益を捻出しなければならず参考になりません。


 環境ISOでは、リスク及び機会の決定を経営者の方に確認する審査があります。これまで、災害の発生を筆頭にあげた経営者は一人も居ません。価格競争が厳しく利益を出し難いことや後継者に適任者が居ないこと、これらを解決するヒントが審査には求められています。


 リスク調査するなら、大手企業だけでなく、大半を占める中小企業にも、焦点を当てなければ意味がありません。何しろ、中小企業の支援なくして大手企業は成り立たない存在ですから。


菜の花に 群がる蜂よ 熊感謝

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by tabigarasu-iso | 2018-04-09 13:30 | 随筆 | Comments(0)

愛らしいシャガの花

 小さな庭の木陰で猫に踏み倒されても、春になれば長い葉は立ち上がる。桜の花が終わる頃、アヤメの花を小さくした不思議な配色に見惚れるものの、はて何の花だが名前を言えない。


 そこは便利な道具が登場したもので、「春先」、「アヤメに似ている花」とスマートフォンの検索機能に入力すれば、カキツバタをはじめ、候補の花が次々と現れて、やがてシャガの花だと分かる。


 原産地は中国で日本に帰化した植物とあり、花は咲いても種は付けず、株で増えるとあり。それも人家の近くでとあるから、愛らしい花を咲かせるのは、花粉を虫に運ばせる為ではなく、人の心を動かすのが狙いのようだ。


シャガの花を好きな人に出会えなければ、そのまま同じ場所で咲き続けるしかない。花を好きな人が現れたなら、株分けされて別の場所で花開く。かように、人の手で種を保存する植物の存在、シャガに教えて貰う。


黄砂舞い シャガの故郷 想い出す

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by tabigarasu-iso | 2018-04-08 12:00 | 随筆 | Comments(0)

猫に「お手」を教えて

 漸く家人に心を許してくれるようになった雄猫のチビトラニャンに「お手」の教育をしたのは、犬好きで長年通して来た相方ですから、時代の移り変わりを認めなくてはいけないようです。


 そもそも、猫は飼猫であっても束縛されることを嫌い、自由気ままに行動する野生の持ち主ですから、犬と違い「お手」や「お座り」を教える対象ではありません。


 ところが、猫も家の中で飼うことが求められる時代になり、それならば「お手」をチビトラニャンに教えてみようと挑戦した相方でした。最初の頃は、前脚の下に無理やり自分の手を押し込んでは、「お手」が出来たと誉めていたものです。


気紛れやの猫族でも誉めてあげれば、その気になるようで、今では「お手」と相方が言えば、ゆっくり前脚を上げて、相方の手の平に載せるようになりました。厳しく教育するより、誉めて育てる教育の効果を愛猫で実践してくれたようです。


花の芯 匂い確かめ 散歩猫

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by tabigarasu-iso | 2018-04-07 10:00 | 随筆 | Comments(0)

 土俵に上がった市長がくも膜下出血で倒れ、それを助けようと土俵に上がった看護師の方に向かい、若い行司が「女性は土俵から降りて下さい」と言われたようです。


 土俵には女性を上げない伝統からだと言いますが、平時なら兎も角、人の命に関わる緊急事態のアナウンスとしては、誰が考えても誤った行動であったことは明らかでしょう。


 何故、そのような愚かなことが言えたのでしょう。土俵の外ではかなり派手な投打がある世界のようですが、土俵上では命に関わる事故や病気が発生する緊急時の想定がなされていないようです。


平時は伝統を重んじても、人の命に関わる緊急時には例外であることを関係者に教育して置けば、救護者を支援する冷静なアナウンスがなされていたことでしょう。


強風に 埃花弁 宙で舞う

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by tabigarasu-iso | 2018-04-06 16:00 | 随筆 | Comments(0)

清明

 本日は、二十四節季の第五の「清明」です。空は晴れ花も咲き乱れる清く明るい日ということですが、今年は季節の方が二週間ほど先に進でしまいました。


それでも、ブルーベリーは愛らしい花を鈴なりに咲かせようとしています。花が散ったその後で甘酸っぱい実を花の数だけ付けてくれますから、花だけ見せて実を付けない桜より有難い植物かも知れません。


桜にしても、花だけ咲かせるのが目的ではなく、実を付けて、それで子孫を遺すことが本来の目的でしょう。満開の花だけに心惹かれる人の勝手には、呆れているかも知れません。


それにしても、咲き乱れる花には蜜蜂だけでなく人の心も否応なく惹かれます。この時期を清明と名付けたのは、実より花を愛する人の心が胃袋より勝っていた証でしょう。


風に舞う さくら吹雪に あの世見て 

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by tabigarasu-iso | 2018-04-05 15:30 | 随筆 | Comments(0)

アパート仲間の会2018年

 26℃を越す真昼、共同トイレ、風呂はなく、銭湯に通った青春時代のアパート仲間と広大な公園を散策すること一時間半、葉桜を観ながら咲き誇った数日前の想像も、人で混雑する花見とは趣が異なり楽しいものです。


炎天下の散歩に喉が乾いたところで会食、ビールやワインを飲みながら話せば、直ぐに46年前へと舞い戻りました。昔話の内容に変わりはありませんが、話す側は年輪を重ねて青年から今や立派な老人です。


それこそ、会えば昔話に花を咲かせる爺様、婆様には、葉桜であっても枯葉であっても構いません。大樹が年輪を重ね、大地に深く根を張り、空に枝を広げ、照り付ける日差しを避けてくれるなら、それで十分です。


長々と休みなく話の花が咲き続けて3時間余り、話疲れたところで御開き。46年間続くアパート仲間の木は、それぞれ別の道を歩みながら、会う度に年輪を重ねています。


平日に 昼から飲める 花見かな

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by tabigarasu-iso | 2018-04-04 22:26 | 随筆 | Comments(0)

冷房初日

 朝晩の冷え込みに未だ炬燵は欠かせない

それが真昼になれば室温高く冷房の初日

少し働いて貰いながら窓開ければ春の風

花の香の消えるまで本番少し待って貰う


吹き抜ける 風に漂う 土の香よ

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by tabigarasu-iso | 2018-04-03 22:00 | | Comments(0)

remember me(忘れないで)

あの世に行った人は、この世の家族が写真を飾ることや、迎え火を燃やしことで、この世の家族の元へ戻ることが可能だと考える人も居ます。


その人には、彼岸が過ぎてお盆になれば、数え切れない先祖が子孫の顔を見にあの世からおりてくると考えられることでしょう。


ただ、それでも何かの都合で子孫の記憶から消えてしまうことがあります。その時、人は本当の死を迎えると言う考えに異議はありません。


忘れないで欲しいと思いながら、自分の記憶に残っている先祖は、祖父と祖母まで。これが限界のようですから、せめて自分の孫にも同じように自分を忘れないで欲しいものです。


花盛り 忘れないでと 桜言い

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by tabigarasu-iso | 2018-04-02 15:00 | 随筆 | Comments(0)