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白髪の旅ガラス

2018年 梅の花を探して

 このところ、寒さに圧倒されしばらく散歩を控えていましたが、そろそろ梅の花が咲く頃です。早咲きの枝垂れ桃の花も、塀の上から見下ろして私が来るのを待っているに違いありません。


 幾らか風は冷たいものの散歩に差し障るほどではなく、意を決して出掛けた先は用水路脇の土手の上の道。水路から吹き上げる冷風を避け、梅林まで土の感触を足裏で楽しみながら進みます。


 ところが、道まで枝先を伸ばし、嫌でも香りを嗅がせていた梅の木は、切り株だけ何カ所も残し、他には何もありません。行く先も告げず、春が何処かに引っ越して行ったようです。


けれど、枝垂れ桃の花は昨年より花の数は少ないながら、私が来るのを待っていてくれました。もう少し花が咲き揃ったなら、写真に収めてあげましょう。


日溜りに 土筆の頭 まだですか


by tabigarasu-iso | 2018-02-28 10:00 | 随筆 | Comments(0)

頭を使うカーリング

 寒い中のスポーツは嫌いだと言いながら、頭を使うカーリングは目が離せない。半袖姿の選手が和気あいあいと意見交換しながら、頭の回転を良くするとは言え、何個もイチゴを頬張る光景には笑みが浮かぶ。


ところが、勝負は肉を切らせて骨を切る類の複雑さ。1点か勝てるところを我慢して、次の回には後攻となり、大きな得点を狙う一発勝負。それを双方が狙うから、譲り合いながら騙しあい。


それでも勝負の分かれ目は、投げる石の正確なコース選択と位置決めである。後攻で大逆転を狙う筈で投げた石の狙いが外れ、相手の石を生かしてしまう。


 漬物石を氷の上で滑らせ、風呂の掃除道具に似た柄付きブラシで氷上を掻く。初めて観た時には、とてもスポーツには見えなかったカーリングだが、風呂掃除の得意な人にも出来そうである。


氷張る 田んぼの下に オケラ棲む

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by tabigarasu-iso | 2018-02-27 01:11 | 随筆 | Comments(0)

審査中にコンサルの夢

 審査員は、審査先を特定な方向に導く具体的な指導行為は禁止されています。コンサルタントは、審査現場への同席は許されますが、許可なしの発言は許されません。


 寒さが戻り布団から抜け出す勇気が要る朝方のことでした。明らかに夢と分かっていながら、審査時間になっても現れない審査仲間を自分は待っているではありませんか。


 目の前には審査先の経営者が座り、時間になっても始まらない審査に怪訝な顔をしています。こちらも始めたいのですが、審査時間が早過ぎるのかも知れず、審査計画書を確認すれば初回会議が終わり、部門審査の時間になっていました。


 漸く現れた審査員は、見覚えのある年配のコンサルタントです。審査時間に遅れたことを詫びる様子もなく、審査相手と仲良く話している様子に呆れて訊ねました。

「もしかしたら、ここのコンサルをしているのですか」

「ええ」

「なら、審査依頼のあった時点で何故断らなかったのです」

「黙っていれば分からないではありませんか」


確かに、利害関係があっても黙っていれば分からないことです。それを他の審査員の前で分かるようにしては黙認出来ません。

「分かりました。あなたを審査メンバーから外し、自分一人の審査に変更します」

こうして厳しく臨むか、審査先のコンサルであることを見逃し、審査を終えることも想定しました。

「コンサルであることは聞かなかったことにしますから、無駄口は叩かず審査員としての役割を果たしなさい」


 夢であることは分かっていながら、如何にも不快な夢です。どうせ見るなら、ストレスを解放してくれる楽しい夢にして貰いたい。ただ、精神分析医フロイトによれば、夢を見るのは潜在的なストレスの解放と言うことですから、審査立会いで発言できなかったコンサルのストレス、この夢で解放したのかも知れません。


夢を見て 願い叶える コンサルも


by tabigarasu-iso | 2018-02-26 10:00 | ISOマネジメント | Comments(0)

 その花が見たいと言った娘の願いを聞いて、出入りの植木屋に頼んで植えたミモザですが、一年が経っても花の咲く気配は少しもありません。


葉に触れるとお辞儀をする花のようですが、我が家のミモザは気品が高い種のようで、丈は上に伸びても頭を垂れるオジギソウの習慣など忘れているようです。


背の高い椿の横に植えた所為でしょうか、花も咲かず、お辞儀もしないミモザの性格を変えて貰いたくて、朝から晩まで日の当たる一等地へ植木屋に移植して貰いました。


娘の所望するミモザの花は、どんなものでしょう。送って貰った画像を見る限り、我が家のものとは葉が違うようです。その花が咲くまで、もうしばらく待つことにしましょう。


オジギソウ 触れた指先 食べるなよ

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by tabigarasu-iso | 2018-02-25 13:17 | 随筆 | Comments(0)

サイコパスの原因

 勝ったシーンを何度も繰り返し、金、銀、銅のメダルが何個取れたとか、技の美しさよりメダル数ばかり強調するテレビ放送には、そろそろ飽きる頃ではないでしょうか。


そもそも、寒い中で働く辛さを経験した山国育ちには、寒い中で競技する人の気持が理解出来ず、テレビチャンネルを替え、認知症で夫を忘れた妻に対し、昔を語る映画に涙した後で、脳の活性化を期待して観たのが、反社会的な性格を持つ人(サイコパス)の原因究明物語でした。


ある犯罪心理学者は、サイコパスの特徴を1)から6)まであげています。

1)良心が異常に欠如している。

➡良心欠如は反社会的に違いありません。

2)他者に冷淡で共感しない。

➡場の空気が読めない人のようです。

3)平然と嘘をつく。

➡良く見掛けます。

4)行動に対する責任が全くとれない。

➡これは無責任で反社会的です。

5)罪悪感が皆無である。

➡これこそサイコパスです。

6)自己中心的である。

➡良く居ます。

7)口が達者で表面は魅力的である。

➡政治家には多いようです。


自分なりに➡で補足してみましたが、サイコパス的な人は世の中に少なくありません。その原因は、脳の特定部位の働きと生活環境の相互作用と説明する時点で眠りました。さて、真の原因は何でしょう。

 

 氷雨受け 燃えるゴミ出し 爺の役


by tabigarasu-iso | 2018-02-24 09:30 | 随筆 | Comments(0)

漣さんを偲ぶ

 会ったことはありません

 話したこともありません

 テレビ放送で観ただけの

 漣さんとの接点は同年齢

 怖い役から愉快な役まで

他者演じるストレスの中

漸く花開いた矢先の訃報

調べてみれば同じブログ

トラ猫と犬の風の登場も

 最後に観たのは無人島で

暮らすバイプレーヤーの

愉快な物語でありました

これからはストレス皆無

ゆっくりあの世の主役を

たっぷり演じて下さいな


氷雨落ち 慌てる新芽 尻込みか


by tabigarasu-iso | 2018-02-23 10:00 | | Comments(0)

古いマニュアルのまま

 これまで何度も言及している内容ですが、環境ISO規格はマニュアルの作成を要求していません。手順書など無くても、要求を満たす仕事の流れであれば良いとするものです。


 極端な場合、環境ISO規格要求に対応した仕事の説明や記録文書の提示があれば、審査員は適合の評価を提示することでしょう。なのに、昔の環境ISO規格に対応した古いマニュアルで審査を受ける組織があります。


 その心は何か、訊くつもりなどありません。ただ、想像することは出来ます。例えば、これまでの審査経過を見る限り、対応に苦慮する指摘がないことから、審査員に指摘されたなら対応する策ではないでしょうか。


 それでも構いませんが、業務プロセス(仕事の流れ)と環境ISOの要求事項の統合が新たな要求であることを忘れているようですから、トップの審査で裏を取ってから、軽い不適合として宿題を残すことにしたいと思います。


 桃の芽の 赤く膨らむ 待ち切れず


by tabigarasu-iso | 2018-02-22 11:15 | ISOマネジメント | Comments(0)

鉄とスチールの違い

「ねえ、鉄とスチールはどう違うの」

 そう相方に言われてみれば、両者の違いは分かっているようで明確ではない。


同じような気がして、答え始めたところで違うような気もした。そこで調べてみれば、鉄は直ぐ酸化するから純粋な鉄はなく、スチールは鋼のことで鉄に炭素、ケイ素、マンガン、硫黄を混ぜたものだと分かる。


だとすれば、酸化鉄と鋼の違いを認識した方が良い。

「ねえ、酸化鉄と鋼はどう違うの」

「簡単さ。鋼は石を砕く硬い道具でな、酸化鉄は柔らかくてフライパンになるのさ」


「良く分かったわ。これから〇〇製鋼の社名をみたら硬い会社、△△製鉄の社名を見たら参加し易い会社だと覚えとく」

「それが良い」


 沈丁花 一寸丈を 伸ばしてる 


by tabigarasu-iso | 2018-02-21 10:00 | 随筆 | Comments(0)

太陽を背に受けて

 このところの冬空には珍しく、風もなく晴れた朝、散歩に出た我が家の愛猫は陽だまりを見付けて立ち止まり、そのまま身体を伏せて、背中に太陽を浴び続けています。


 背中に手を当ててみれば、暖かいを通り越して熱いではありませんか。気になった付き添いの爺様は、声を掛けて案じます。

「大丈夫かい」

「ミャアー」


 八キロ近い体重の猫にしては、生まれて間もない子猫のような優しい返事が可笑しい。もう一度聞きたくて、爺様は背中を優しく首から尻尾の根元まで撫で下ろしてあげます。


 するとどうでしょうか、更に甘い鳴き声で応えてくれます。これこそ本物の猫撫で声ですから、その極意を学びたい方は、太陽を浴びる猫の背中、優しく撫でてあげると良いでしょう。


 凍み割れた ホースの先替え 水を撒く


by tabigarasu-iso | 2018-02-20 09:30 | 随筆 | Comments(0)

雨水

 雪は解けて雨になり

 氷も解けて水になる

 暦の上では雨水だが

 庭先渇いて春は遠く

 

 雨水かな 春待ち人の 暦なり

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by tabigarasu-iso | 2018-02-19 10:00 | | Comments(0)