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白髪の旅ガラス

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環境リスク

 環境リスクは、人の活動によって生じた環境汚染や環境負荷が原因となって、人の健康や生態系に影響を及ぼす可能性があることを言うようです。

 化石燃料を燃やし続け 大気中に温暖化ガスを放出し続けた結果、地球温暖化が進んで海面が上昇する。これは誰もが行う日常的な活動であり、その影響は化石燃料を燃やす機会が少ない人にも与える大きなものです。

 大地震に伴う津波で原子力発電所の冷却装置が故障して放射線が飛散しました。これは発生する可能性は少ないものの、その影響は周辺住民の故郷を取り上げ、無害化するまで半世紀もの時間を要する甚大なものです。

 こうした環境影響の発生する可能性と影響の甚大さを鑑み、その原因を生み出す我等は活動しなければなりません。取り敢えず化石燃料に助けを求めても、将来は再生可能エネルギーを主役にすることが必要です。

 取り敢えず 麦酒を飲んで また麦酒
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by tabigarasu-iso | 2013-04-18 12:30 | コンサルサービス | Comments(0)

覚悟を決め

 リスクと言う言葉は、日本語として定着したようです。辞書によれば、「ある行動に伴って(あるいは行動しないことによって)、危険に遭う可能性や損をする可能性を意味する概念」と説明されていますが、ミサイル発射に伴うリスクから逃れることは可能でしょうか。

 隣国の暴君がミサイルを日本に向け発射したなら、大変な被害が発生します。発射されたミサイルを途中で打ち落とす備えもあるようですが、必ず打ち落とせるとは限りません。まして、弾頭に核爆弾が搭載されていれば、被害は甚大なものになります。

 そうならないよう国際的な制裁を決定しましたが、それを素直に聞き入れる相手ではありません。経済制裁などで追い詰められ、ミサイルが発射されたなら何処へ避難したら良いのでしょう。東京、名古屋、大阪など大都市は避け、地方の地下深く潜る方法もありますが、精度が悪ければ避難先に落ちることもあります。

 何処に逃げようと狭い日本ですから、ミサイルの射程圏外の海外へ逃げる。これが隣国のミサイル発射リスクから逃避する有効な策かも知れません。ただ、誰もがそう出来るものではなく、多くの人は覚悟を決め今の生活を続けるほかないようです。

 孫の手を 引いて引かれて メダカ追い
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by tabigarasu-iso | 2013-04-17 06:57 | 随筆 | Comments(0)

ハシゴ受診

 酒に酔った勢いで何軒も店を替えるのは、ハシゴ酒です。酒好きな方や酒宴に付き合わされる方は、年に何度か経験し踏み外しても落ちないが懐と身体の痛むハシゴと言えましょう。

 或る日、それとは別のハシゴを経験することになりました。最初は歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットを検診して貰い、深過ぎる箇所はその場で治療を始めて貰う。

 自分では磨けない歯周ポケットを人様の手で磨いて貰うのは、何とも心地良いものです。超音波で歯石を砕き落として、更に糸楊枝、歯間ブラシ、歯ブラシで汚れを落として貰う。

 歯の治療を終えて向かったのは内科診断です。血液中のコレステロール値が高くなり、これを下げる薬を貰うにはどうしても受診しなければなりません。どちらも急を要する受診ではありませんが、こうした受診のハシゴは避けたいものです。

 いつ咲くの 六年待って 今年咲く
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by tabigarasu-iso | 2013-04-16 09:00 | 随筆 | Comments(0)

眠気との闘い

 朝九時から何処かで聞いた講師の話を長々と聞き続けるのは辛いものである。小さな声で単調に話し続けてくれるから嫌でも瞼を閉じてしまう。疲れ顔の受講生に配慮したリフレッシュコースのことでした。

 それでも度々質問する真面目な方が居る。何も発言しない居眠り組は、講師が真面目な質問者に振り回される様を耳で楽しむ。時折り目を覚まそうとするのか、首を傾げる話も飛び出す。

 真面目な方は直ぐに反応するが、居眠り組は無視して何も言わない。何も言わないが、脳は他人の振り見て我が身を正せと微かに呟く。

 話にメリハリを付けなさい。時には笑える話を盛込みなさい。相手の顔見て話を変えなさい。受講生の意見を引き出しなさい。こんな教訓を教えてくれたから、眠い話も幾らか役に立つ。

 講師さん 講師相手に 何語る
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by tabigarasu-iso | 2013-04-15 12:45 | 随筆 | Comments(0)

普通の暮らし

 隣国の暴君は、何処に向けて発射するのか分からないミサイル準備を終え臨戦体勢に入ったようで、周辺国で暮らす人々の願う普通の暮らしに不安を与えているから困ったものだ。

 そこには、食うにも困る人が大勢居る。それなのに、破壊することしか能がなく何も生み出さないミサイル開発に資金を注ぎ込み、徒に発射しては海の藻屑にするとは尋常ではない。

 これまで何度も周辺国を威嚇しては、見返りに経済援助、食糧援助、エネルギー援助を引き出して来た。同じ手を何度も使う側に振り回されてばかりでは、周辺国としても能がない。

 農作物を育て、魚介類を捕獲し、山を守り、水を確保し、朝飯、昼飯、夕飯を家族揃って喰い、晴れたら野良仕事に出掛け、雨降れば読書する、そんな普通の暮らしを薦めたいものである。

 ドクダミよ そっと日陰で 新芽吹く
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by tabigarasu-iso | 2013-04-12 06:51 | 随筆 | Comments(0)

真昼の映画

 昼飯を済ませた直後は、胃袋に血流が集中して脳味噌まで血が回らない。酸素が不足すれば自然と眠くなるから、テレビでも観る。

 観ると言っても、半寝半醒の状態では何も印象に残らない。そこは映像を流す方も承知しているようで、印象に残らなくても良い番組を流す。

 ところが、時として時間帯を誤り、眼の醒めるような映画を流すこともある。そこは脳も良く心得たもので、胃袋から脳味噌に血流を切り替えるから面白い。

 つい本腰を入れて映画に見入り、三十分の休憩が二時間近くにもなってしまう。それが夜なら後は眠るだけであるから、いつまでも映画に酔って居ても良い。

 困るのは、真昼の映画が強烈な印象を与える場合である。幾らか仕事もしなければ社会人の道に外れるから、脳内に巡る強烈な映像を忘れるように努めつつ、難解な法規制など調べてみよう。

 陽だまりに 野良猫眠る 席見付け
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by tabigarasu-iso | 2013-04-11 06:00 | 随筆 | Comments(0)

紙の劣化

 紙の寿命は、和紙が千年で洋紙が百年と言われています。手元の文庫本は洋紙に印刷され、昭和四十二年に発行された書籍ですから、あと五十四年はその姿を留めなくてはなりません。

 それがどうしたことか、紙面の周囲が茶色に変色して丁寧に頁を捲っても破れてしまいます。どうか読み終わるまで粉々にならないよう、神に祈りながら四人姉妹の日常生活を描いた小説を読むしかありません。

 こうした紙の劣化は、紙の製造工程で使用される化学薬品に関係するようです。酸性の強い紙は、紙の繊維を傷めて劣化し易くなりますから、長期保存の文書類は中性紙に変える必要があるでしょう。

 それにしても、茶色に変色した紙面は歴史を感じることは出来ます。茶色に埋もれた黒い文字は何とも読み難いものですが、紙面が瓦解しないように気を配る読み方は、いつまでも読者の記憶に残ることでしょう。

 中身より 紙質正す 本もあり
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by tabigarasu-iso | 2013-04-10 09:00 | 随筆 | Comments(0)

 本体の根は、地下に潜って見えない。ここまでは並みの植物と同じだが、茎のあちらこちらから小指ほどの根を下ろし、何かを探っているような観葉植物がある。

 その根は長く伸びて床の上に転がるようにしてあるから、気を付けて歩かないと踏んでしまう。その感触は、人の手を踏んだようで思わず謝ってしまった。

 茎は太陽を探して曲がり、大きな葉には幾つもの切れ込みがある。それに茎から根が垂れ下がる妖しい植物、何とかして茎は垂直に立て直し、根は地下へ戻してあげたい。

 そうは思ったものの、曲がった茎を伸ばせば折れることであろう。また、茎から出た根は、何かに捉まるつもりで伸びたのであろうから、今更土に潜ることはしまい。

 となると、新しく出た芽を大切に育て、古い妖しい茎と根は潔く刈り込んでしまう。そうするしかないようだが、果たして誰が刈り込む役目を引き受けるだろうか。

 真新しい 鞄を背負う 小さな背
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by tabigarasu-iso | 2013-04-09 12:22 | 随筆 | Comments(0)

フロンを捨てない

 フロンは、冷蔵庫を冷やす冷媒や油汚れ等を洗浄する溶剤として利用されています。それが、地球に降り注ぐ紫外線を防ぐオゾン層を破壊する原因物質と分かり、それに替わる代替フロンが開発されました。

 業務用エアコンに使用される代替フロンは、地球の気温を上げる温室効果が二酸化炭素に比べて遥かに高いため、大気に放出することを「フロン・回収破壊法」と言う法律で禁止しています。罰則は一年以下の懲役または五十万円以下の罰金ですが、余り知られていません。

 家庭用エアコンにも代替フロンが冷媒として使用されていますが、こちらは家電製品リサイクル法と言う法律が適用されます。こちらの機器も、使用時や廃棄時に冷媒を大気に放出してはいけません。

 業務用エアコンのフロンを故意に大気へ放出した人は、法律違反者として逮捕されますが、これを取り締まる側の担当者や大気に放出する現場を見付けた人が知らなければ何ともしようがなく、地球温暖化の抑制に向け、工事現場や店先で大きなエアコンの室外機の冷媒がどう扱われているのか、皆で関心を持って監視しましょう。

 桜散り また咲かせてよ 声嗄らし
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by tabigarasu-iso | 2013-04-08 09:00 | 随筆 | Comments(0)

いつもの床屋

 通い続けて二十二年が経つ。その間、交わした言葉は数分とない。サービスの始まりは、いつも同じ科白である。
「いつもと同じで」
「ええ」

 その床屋さん、一ヶ月前には店のシャッターが下り、そこに貼り紙がしてあった。
『都合により、本日はお休みします』
 以降、何度も足を運んだが、その度にシャッターは下りたままである。

 止むを得ず、他の床屋さんに整髪して貰ったものの、いつもの床屋さんのことが気に掛かり、その前を通る度にシャッターの上がっていることを心待ちにしていた。

 その日がついに来て、二ヶ月振りにいつもの席に座る。
「いつもと同じで」
「ええ」
「実は入院していまして」
「そうでしたか」
 以降、いつもと同じく無口になった。

 そば屋でね 昼間の麦酒 花見です
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by tabigarasu-iso | 2013-04-07 15:59 | 随筆 | Comments(0)