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白髪の旅ガラス

オイルサンド

 カナダのある場所では、砂に含まれた石油を取り出し、米国に輸出しているそうです。その埋蔵量は、油田で世界一のサウジアラビアに次ぐそうですから驚きました。採掘出来る石油資源の残余年数が残り僅かと危惧されている中、何とも頼もしい。

 しかし、砂は森林の下にあり、採掘するには上にある森林を破壊しなくてはなりません。また、砂から石油を抽出するエネルギーや水の投入が必要であり、排水には油が含まれ、新たな環境問題を引き起こしているようです。

 その中で、日本のある企業は、オイルサンドの中へ熱い蒸気を送り込むパイプとその熱で溶け出した石油を吸収するパイプをL字型に併行して掘り下げ、環境を配慮した工法で活躍しているとのことでした。

 膨大なオイルサンドの実用化により、石油資源が長く使えるのは有り難いことです。他にも、これまで利用できなかった資源が、技術の進歩で利用できるようになる話題もありますが、新たな環境問題を起こさない工法でなくてはならないでしょう。

 曲がる筈 嵐の進路 一直線
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by tabigarasu-iso | 2012-06-21 06:48 | 随筆 | Comments(0)

お米が旨い

 日本におけるパンの消費量は、米を上回ったそうです。日本人だから、米を喰うべきだとは言いません。どちらの消費量が多くなっても、好きな方を選べるのは幸せなことです。

 気になるのは、米は国内で生産していますが、パンの原料である小麦は大半を輸入していること。輸入先が天候不順で不作になれば、手に入らなくなります。また、手に入るにしても、高価な物になることでしょう。

 その時は、国内産の米に切り替えれば良さそうですが、米離れが進み、米の生産農家の高齢化も進み、減反政策の中で縮小する米作り体制では、急な需要増には応えられない。

 そんな事を考えながら、購入した米を見詰めれば愛らしく、袋の裏に印刷された手順に沿い、三四回ほど水で磨ぎ、定量の水を入れたところで三十分ほど浸してから炊き始め、炊き上がったところで優しく天地返して蒸らせば、何とも美味しい御飯になりました。

 炊きたての 御飯に焼いた 秋刀魚あい
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by tabigarasu-iso | 2012-06-20 06:51 | 随筆 | Comments(4)

太陽を浴びたい

 梅雨の時期は家の中で洗濯物を干すことになりますが、なかなか乾かなくて困ります。無理に乾燥機で乾かせば、電気代やガス代が掛かり省エネにもなりません。

 ほんの数時間でも太陽が顔を見せてくれたら、洗濯物は生まれ変わるでしょう。湿ったままの嫌な匂いは大気に飛び去り、光が運んでくれた香ばしい匂いに包まれます。

 近頃、その太陽がなかなか顔を見せてくれません。本人が臍を曲げているのではなく、雲が途中で邪魔しているだけですから、いつかは疲れて消える筈です。

 太陽が照ってばかりでは、洗濯する水にも困ることになるでしょう。ほどほどに曇って雨を落とし、ほどほどに太陽が顔を見せ、その間に洗濯物や布団を干せば、万事が丸く納まります。

 何事も ほどほどですよ 梅雨に言い
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by tabigarasu-iso | 2012-06-19 06:54 | 随筆 | Comments(0)

男は黙って

 育ててくれた母に感謝する「母の日」ばかりでは不公平だから、育ててくれた父に感謝する「父の日」が生まれたようです。

 父の日を迎え、健在の父へバラを贈れる人は、幸福者ではないでしょうか。既に他界した父に白いバラを捧げても、捧げる人の気休めにしかなりません。

 母の日であれ、父の日であれ、生んでくれ、育ててくれた相手が生きている間に感謝の気持ちを伝えなくては、その意味はないのです。

 日を定めず、常に感謝するのが育てて貰った子として当然のことですが、一年中感謝し続けるとなると疲れるでしょう。六月の第三日曜日と決めて、目標管理が容易になりました。

 果たして、あなたは何本バラを貰いましたか。何も貰わなくても、文句は言わない。それが自分の所為であれ、子の事情であれ、黙って見守るのが父です。

 アマリリス 他所の庭では 咲き誇り
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by tabigarasu-iso | 2012-06-18 08:50 | 随筆 | Comments(0)

天国と勘違い

 花弁の元に網目状の模様があるのがアヤメ、花弁の元に黄色い目型模様があるのが花菖蒲と辞書は教えてくれます。

 ところが、何しろ一年に一度しか目にしないことですから、教えて貰ったことを直ぐに忘れて、どちらも甲乙つけがたい美しさで混同してしまうのも仕方ありません。

 それにしても、大きな花弁を惜しみなく太陽に見せつける一面の花菖蒲に出会い、感動しない人は居ないでしょう。

 車椅子の上から、杖を突いて、自由な時間を弄び、日除けの帽子を被り、ゆっくり歩みながら、大きく開いた花の群に見惚れる幸福な時間に浸ります。

 その脇には、小さな紫色の花弁を無数に付けたラベンダーが独特の香りを放っていました。花菖蒲で目を楽しませ、ラベンダーの香で鼻も楽しませてくれるひと時、天国と勘違いする人も居たのではないでしょうか。

 その香り 誰を惑わす ラベンダー
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by tabigarasu-iso | 2012-06-17 12:00 | 随筆 | Comments(0)

シガナイ歌手

 真剣に聞くなら根拠のある話が良いですね。ただ、そんな話ばかりでは肩が凝っていけません。できたら、肩の凝らない四方山話を聞きたいものです。

 それには、昼間のテレビかラジオでしょう。昼下がりの暇に任せ、〇〇徹子さんと△△まさしさんの話を聞いておりました。

「あなたは、メロディーを先に作ると伺いましたが、本当かしら」
「ええ、僕の場合はそうです」
「でも、詩がないと歌になりませんね」
「ええ、僕はシガナイ歌手ですから」

 △△まさしさんは、相手の反応を見守りましたが、シガナイ駄洒落に気付かないようです。その時に反応してくれなければ、笑えないのが洒落ですから、少し困り顔の彼に同情しましたね。

 花菖蒲 アヤメでないと カキツバタ
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by tabigarasu-iso | 2012-06-16 09:00 | 随筆 | Comments(2)

質問上手

 平日、仕事をしながら、自分の意志で国会の予算審議をラジオで聴きテレビで観られる幸せを感じております。

 それが出来ない人に国会の予算審議に関して、お節介ながら話しましょう。まず、質問する人について、ここぞとばかり責める口調で終始する人は説得力がありません。

 何も分からないと言いながら、惚けた口調で質問を忘れたかのようにゆっくり質問する人には、回答側も笑みが見えて審議も効果的に進みます。

 取り分け感心したのは、三十代と思える若い委員が無駄なく、相手を責めることなく、事実を淡々と積み上げ、望ましい回答を引き出す姿でした。

 脅したり、野次ったり、胸を掴んだり、怒号を上げたり、牛の如く歩いたり、とても国政を議論する場とは思えない審議に呆れ、これまで長い間関心が薄れていましたが。

 じっくり耳を澄ませれば、若い委員の質問内容とその進め方は頼もしく、日本の将来は明るいと言えるでしょう。

 尤も、2014年4月から消費税を8%に増税する肝心の内容については、審議すると言うより既に決着していることのようでしたが。

 オナガ鳥 晴れろ晴れろと 鳴き騒ぎ
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by tabigarasu-iso | 2012-06-15 08:50 | 随筆 | Comments(0)

本物のリーダー求む

 本物のリーダーは、最も困難な局面で人々に理念や戦略目標を明示し、その後はあれこれと干渉せず結果の責任を取る人のようである。

 この条件を満たすことは、そう簡単ではない。日頃から困難な局面(危機)を想定し、危機に関する理念を持ち、危機の予防と危機への対応に関する戦略目標を持ち続け、それを関係者に示すことが可能なリーダーが必要である。

 その危機とは、大地震であり、大津波であり、原子力発電所事故であり、大停電であり、ミサイル攻撃であり、不動産・金融バブル崩壊であり、鳥インフルエンザ蔓延であり、サイバー攻撃など、自然災害から人災まで広範囲に亘るから、危機毎のリーダーが必要であり、それを束ねるのが国のリーダーであろう。

 福島第一原子力発電所の事故時に取った総理の行動は、国のリーダーとして適性であったか。事故調査委員会で検証された結果は、政府内の連携不足と総理の過ぎた現場介入とのことで、本物のリーダーではなかったことになる。

 総理でなくても、リーダーとして危機に備え対応する必要はあるだろう。知事、市長、町長、村長、社長、家長は、本物のリーダーの資質が必要であり、それを持たない人は潔くリーダーを他に譲らなければならない。

 曇り空 心照らすは 紫陽花か
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by tabigarasu-iso | 2012-06-14 08:46 | コンサルサービス | Comments(0)

環境ISOのマンネリ化

 マンネリは、表現が型にはまっていることを言います。そこから、マンネリ化は、かわり映えのないものになることを言いますが、その対象は個人から集団まで広範囲に亘り、良い面と悪い面の両面があることを忘れてはいけません。

 マンネリ化で良い面は、伝統的な演技や礼儀作法などが世代を超えて伝承されることがありますが、どちらかと言うと新鮮味がない、進歩がない、改善がない、単調であるなど、悪い面を強調する方が主流のようです。

 環境ISOでは、仕組みを継続的に改善すること、汚染を予防すること、それに法規制を守ることが必要条件ですから、仕組みのマンネリ化は許されません。その状況を内部監査や外部審査で発見したなら、不適合として指摘することが必要になります。

 しかしながら、環境ISOを導入している多くの企業で、内部監査や経営者の見直しの内容が形式的なのは何故でしょう。それは、内部監査や外部審査で指摘しないことが現象として直ぐに分かります。更に原因を突き詰めるなら、経営者が内部監査や外部審査にマンネリ化の予防を求めないことにあるのかも知れません。

 タケノコに 芯は何処かと 聞かれても
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by tabigarasu-iso | 2012-06-13 08:58 | ISOマネジメント | Comments(0)

節電

 節電の一つとして、白熱電球をLED電球に替える方法がある。日本中の白熱電球をLED電球に替えれば、原子力発電所17基分の節電になると言う。

 なら、直ぐに切り替えたいところだが、何しろLED電球の値段が高い。当初より価格は下がったものの、百円しない白熱電球と二千円近いLED電球を店頭で比べたら、未だ大半の人が前者を選ぶだろう。

 それでも、節電しようと頑張って、家の白熱電球を徐々にLED電球に替えて行く。まずは利用頻度の高いトイレを照らす明かり、次いで風呂場、仕事場、居間へとLED照明を拡大したいもの。

 どんなに節電効果のある電球でも、それを多くの箇所で長い時間使用したなら、石油資源枯渇や地球温暖化の問題は解決できない。生活習慣や仕事の流れを見直し、不要な照明を使用しない基本を守ることが第一であろう。

 省エネも 沢山使う 愚は止めて
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by tabigarasu-iso | 2012-06-12 08:50 | 随筆 | Comments(0)