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白髪の旅ガラス

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懐かしい光景

 人により懐かしさは異なるだろうが、馬に鋤を牽かせて山肌を耕す光景が自分には該当する。その写真が新聞の一面に掲載されたが、それを見て同じ印象を受けた読者は少数派かも知れない。

 馬や牛を動力に使った農業は、日本から消えて半世紀近くも経つから、大半の読者は中国のそれを見ても懐かしいとは思わないことであろう。だが、農家に生まれ牛や馬と一緒に暮らした経験がある者には、記事を読まなくても写真は見逃せない。

 その馬は、主人の言うこと良く聞き、大人しく鋤を牽いているようだ。前後二頭で耕す光景は見たことがない。共同作業を重んじる国の特徴であろうか。或いは、二馬力で作業を急ぐ事情があるようだ。

 それにしても、何処かのキャベツ畑と同じ様に山の頂まで綺麗に耕されている。豪雨に見舞われたら、畑の土は押し流されてしまうだろう。雨が降らなければ作物は育たないから、適度の雨は必要である。だが、そう都合良く雨は降らないから、耕地面積を山の頂きまで広げる必要があったのであろう。

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半世紀 前の想い出 馬が牽く
by tabigarasu-iso | 2010-05-02 08:40 | 随筆 | Comments(2)

案ずるより聞くが良い

 その道に詳しく相手に成る程と言わせるコンサルタントでも、別の道になれば知らないことばかり。話は、或る環境ISOコンサルが環境審査員資格を更新した時のことである。直近の1年間で審査チームリーダーの経験1回は必要なところ、コンサルばかり夢中になっていたものだからそれが無い。

 それならば、審査経験に替えてコンサル先の内部監査実績で更新資料を揃え、意気揚々と審査員評価センターに送付したところ、資料不備で更新には追加の資料が必要とのFAXが入った。その期日も迫っていたが、コンサル先の協力を得ないことには資料を揃える訳には行かないから、さては困ったものである。

 悶々として眠れない夜を過ごし、審査員評価センターの業務が始まったところで電話を掛けた。
「このまま更新できない場合は、猶予期間が半年とありますが、その間に審査はできないものでしょうか」
 コンサルは審査員資格更新を前提に審査依頼を受けているから、開口一番に確かめる。
「ええ、大丈夫ですよ。更新申請中と言えば問題ありません。その審査を更新の実績にされても結構です」
 相手は、淡々と答えた。

 それならばそうと、審査員資格更新の説明に関し、始めから猶予期間とその期間中の実績追加も可能と追記してくれたら良いとは言わない。慣れないことは、その道の専門家に聞くことが早道であり、案ずるより聞くが良いとは、まずコンサルに言えることである。

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咲く時を 聞かずに悩む 牡丹かな
by tabigarasu-iso | 2010-05-01 10:46 | コンサルサービス | Comments(0)