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白髪の旅ガラス

2018年 05月 14日 ( 1 )

 その昔、水が蛇口から溢れていても、誰も気にしない村に暮らしておりました。水源の豊かな村には水道のメーターなどなく、時にはヤモリが登場する生物多様性に富んだ時代のことです。


花を摘んで家に飾る習慣などなく、特別に花を摘むのはお盆の時だけでした。綺麗に咲く花を摘む習慣はなく、そのまま咲かせて眺めるのが当たり前のような気がしたものです。


あれから半世紀、時代が移り自然は遠い存在になりました。水道のメーターを気にしながら湯に浸かり、花屋の前で買いもしないのに足を止めて眺めていれば、店員に不審者と思われます。


そんな中、母の日に届いたカーネーション、それは母親への感謝ばかりでなく、夫や子供を戦場に行かせない母親の決意の日でもあり、これこそは忘れてはいけません。


母の愛 感じるままに 贈る花

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by tabigarasu-iso | 2018-05-14 12:00 | 随筆 | Comments(0)