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白髪の旅ガラス

2017年 01月 17日 ( 1 )

季節外れの君子蘭

 二年間、花を咲かせなかった我が家の君子蘭、昨年末から花芽を伸ばし、小正月には満開である。それを占有するのは、出窓の主となったチビトラだが、果たして花見を楽しむ趣味はあるのか。


 どちらかと言えば、花より匂いに敏感なようで、葉の先に鼻を擦り付け、食えそうな代物かどうか確かめ、食えそうと分かれば腰を下ろし、柔らかそうな葉先を齧る様は猫ではなく牛のようである。


 葉ではなく、彼が咲き誇る君子蘭の花に興味を持って口にすれば困るが、一度も興味を示さない。見た目は華やかな君子蘭だが、彼の食用には適さないようである。その鉢の下で惰眠を貪り、腰を伸ばす一瞬だけ見上げるだけだ。


 ところで、君子蘭の開花時期は春先である。それが、三ヶ月も早く開花したのは何故であろう。二年間も花を咲かせなかったものだから、温暖化による季節変動により、春が来たと勘違いしたのかも知れない。


故郷の 大雪注意 気が揉める

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by tabigarasu-iso | 2017-01-17 07:17 | 随筆 | Comments(0)