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白髪の旅ガラス

2016年 12月 03日 ( 1 )

取組み計画策定:2015

 環境ISO2015年版には、取組みの計画策定の要求があります。この要求は、著しい環境側面、順守義務、リスク及び機会に関して、環境ISOで取組むのか、他の仕組みで取組むのか、また、取組の有効性を評価する方法も要求され、これにどう対応したら良いのか迷っている方もいることでしょう。


著しい環境側面は、環境に大きな影響を与える原因です。環境目標にして改善する取組み、運用管理、緊急事態として取組むこともあり、一部は環境ISOではなく品質ISOや労働安全ISOなどで取組む計画とすれば良いでしょう。


順守義務は、法規制と約束事項の順守であり、環境影響の大きなものでなくても守る仕組みです。環境ISOの運用管理で順守のプロセスを実行し、順守評価のプロセスで自浄作用を働かせる取組みになりますが、環境目標として取組み、設備投資、力量、運用管理、順守評価を見える化することも可能でしょう。


リスク及び機会は、著しい環境側面、順守義務、内外の課題、利害関係者との約束に関係するものですから、これらを維持、予防、改善する取組みとして環境ISOの中で、環境目標、運用管理、緊急事態対応、コミュニケーションすることで、リスクを低減し、機会を増やすことも可能です。既に、リスクマネジメントの仕組みを導入している組織では、環境ISOの著しい環境側面、順守義務、内外の課題、利害関係者との約束に関係したリスクが盛り込まれているか確認し、対応が十分であれば既存のリスクマネジメントで取組む計画で構いません。


著しい環境側面、順守義務、内外の課題、利害関係者との約束の取組む計画を策定する際、考慮する事項として、技術上の選択肢、財務上、運用上、事業上の要求事項があります。技術上の選択肢は、世の中に課題を解決する技術があるか否かの選択で現場判断も可能ですが、他の要求事項は組織内の事情ですから、どの仕組みで取組むか経営陣の判断が必要になるでしょう。


かように、環境ISO2015年版で登場した取組みの計画策定は、経営戦略に関係する内容であり、当初から経営陣が仕組み作りに関与することが重要です。


旨い酒 笑い話が 肴かな

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by tabigarasu-iso | 2016-12-03 11:55 | ISOマネジメント | Comments(0)