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白髪の旅ガラス

2016年 03月 16日 ( 1 )

環境ISOの緊急事態:2015

 環境ISO:2015では、緊急事態の準備と対応のプロセスの確立、実施、維持を求めています。これは、緊急事態が発生した場合の有害な環境影響を防止する処置の計画により、対応を準備すること、つまり備えあれば憂いなし。 
 また、発生した緊急事態への対応プロセスでは、消火器、砂袋、防火壁、非常用発電機など設備の準備、対応する要員の力量確保、対応手順の整備、及び監視により、緊急事態の発生に対し有害な環境影響を緩和するもの。
 計画した対応処置は、定期的にテストすることも求めています。万が一、緊急事態が発生した時、非常用発電機が動かなければ電気が使えず、原子炉内の核燃料が冷却できずメルトダウンし、今も尚、放射線を放出して続けている現状から、その必要性は明白でしょう。
 そもそも緊急事態として、何がどんな時に発生するのか特定して置かなければ、準備も対応も叶いません。運搬中の潤滑油が床に漏れたら、水蒸気が配管から漏れたら、有害物質が燃えて周囲に有害なガスを放出したら、緊急事態の想定は各種ありますが、有害な環境影響を引き起こす場合は緊急事態として特定する必要があります。
 その緊急事態が周辺の利害関係者にも影響を及ぼすものであれば、どんな緊急事態が想定され何が何処まで拡散するのか情報を提供しなければなりません。また、必要に応じ、対応の教育訓練も提供することを求めていますから、従来の要求より現実を反映したものと言えるでしょう。

           鳩の声 ポッポポーポー 腹揺すり
by tabigarasu-iso | 2016-03-16 10:00 | ISOマネジメント | Comments(0)