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白髪の旅ガラス

2014年 06月 09日 ( 1 )

戦争放棄

 戦争は、他国を侵略する戦争と自国を守る自衛の戦争があります。日本国憲法の第九条は、侵略戦争の永久放棄に加え国際平和の希求に向け戦力を保持しないとしていますから、自衛の戦争も起こしようがありません。

 しかしながら、日本国は自衛隊と言う戦力を保持しています。自衛の戦争まで放棄するのは、ミサイルを徒に発射する国がある限り現実的ではありません。従い、戦力としての自衛隊の必要性を本音で認めながら、戦力を保持しない憲法の定めは建て前でしかないようです。

 ならば、侵略戦争は放棄するが自衛の為の戦力は保持する。そう表現を変えるのが、現実的だと思います。自宅に侵入する暴漢があれば、撃退するのは当然なことであり、自宅が集積した国の規模になっても、国際平和の希求に沿うものでしょう。

 
 だからと言って、どの範囲まで、どのレベルまでを自衛行為とするのか、線引きが難しいようです。更に、集団的自衛権なるものが登場し、話が一層複雑になりました。中でも、他国の艦船に乗船した日本国民を守るために自衛隊が出動するとか、シナリオが稚拙であり議論を混乱させるのは芳しくありません。

 雨振りに 外へ出せよと せがむ猫
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by tabigarasu-iso | 2014-06-09 00:00 | 随筆 | Comments(0)