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白髪の旅ガラス

2014年 06月 08日 ( 1 )

日本国憲法について

 日本国民であるならば、日本国憲法の存在とその内容を知らないことには、国民としての権利を主張し、国民としての義務を果たすことは叶いません。また、日本国憲法の改正も議論の場に上がろうとしていますから、改正の理由を確認して置く必要もあります。

 日本国憲法第九条には、国際紛争を解決する手段として武力行使を永久に放棄するとあり、陸海空軍その他の戦力を保持しないとも定めた平和憲法の最たるものですが、他国からの武力攻撃に対し、そもそも憲法違反の疑いのある自衛隊による自衛だけでは、国民の生命財産を守れないとして、第九条の見直しを堂々と唱える国会議員が現れました。

 思想、良心、信教、学問、表現および職業選択の自由を日本国憲法は保障していますから、日本国憲法の改正に触れる意見があることは健全な状態と言えますが、憲法の改正には総議員の三分の二以上の賛成で国会が発議し、国民に提案して過半数の承認を経なければならないとする第九十六条を守る必要があります。

 第九十六条をクリアーするのは、容易なことではありません。そこで、第九十六条に定めた改正条件を緩くしようとする。かように、外堀を埋めてから本丸を攻める動きに関して、日本国民の一人として日本国憲法を読みながら、監視する必要があるようです。

 ところで、日本国憲法の第九十四条には、地方公共団体が法律の範囲内で条例を制定することができるとあり、結構な定めだと思いますが、法律の範囲を超えた条例もあるようですから、必要に応じて、日本国憲法に加えて法律から条例まで確認しなければ、国民の権利は守れそうにもありません。

 降り過ぎる 雨には困る カタツムリ
by tabigarasu-iso | 2014-06-08 00:00 | 随筆 | Comments(0)