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白髪の旅ガラス

2011年 09月 28日 ( 1 )

 携帯電話を忘れる。今頃、コンセントに繫がり充電したまま、家で寝ていることだろう。何処からも連絡が入らないし、何処へも直ぐには連絡できない。たまには、携帯電話の無い頃を想い出して、終日過ごすのも良い事である。

 審査実施証明資料の準備を忘れる。審査が終わって、後日、それを貰うことも出きるが、審査結果が好ましくない場合、それは貰い難い。改めて巣に立ち寄り、それだけを打ち出した。後は、それを審査当日忘れないようにすることである。

 電車の棚に傘を忘れる。出掛ける時に必要だった傘も、帰る時に晴れて居れば必要ないから、そうなることも止むを得ない。そう思うのは、傘が貴重な時代を忘れた自分のおごりである。

 忘れることは困ったことだが、生活に不自由しなければ、それでも良いではないか。何れ、覚えている筈のことも全て忘れる時が来る。その時に備え、予習と考えれば気楽なものだ。

携帯の 電話忘れた 赤トンボ
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by tabigarasu-iso | 2011-09-28 08:24 | 小説 | Comments(0)