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白髪の旅ガラス

2011年 06月 20日 ( 2 )

未知との遭遇

 朝一番の電車に乗って間に合わない仕事は、前泊するしかない。それが日曜日の場合は、移動の民族が異なるようで、平日の移動とは雰囲気が違う。

 一人旅だから弁当を車内で黙々と喰い、家族連れの幼児の聞き取れない会話に耳を傾ける。機嫌の良い間は喋り続け、やがて飽きてくると愚図を言う。

 それを操作する親の智恵に驚いたり呆れたり、余りも無責任な親には説教したくなるが、自分にも多少は覚えのあることだから、少しの時間なら我慢もする。

 それが程度を超えて長引くようであれば、流石に席を立つ。早速、現場に近付き、親の顔を見てから、その後の言葉を選ぶ。

 日本語が判るようであれば、「賢いお子さんですね」と心にもない言葉で誉め上げて、そうでなければ車掌に注意を促す。後席の幼児は、その必要性のないことを願いたい。

本開き 眠る姿は 己かな
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by tabigarasu-iso | 2011-06-20 18:50 | 小説 | Comments(0)

審査員の進化

 審査には、厳しい基準を設け振るい落とすことを目的とするものと、皆が参加できる緩い基準で出来る限り掬い上げることを狙いとするものがある。

 環境ISOの審査は、多くの組織が積極的な環境保全活動に参加するのを促すもので、後者の典型的な例であろう。ただ、緩い基準ではあるが、その中でも環境保全活動の仕組みを、徐々に良くして行く必要がある。

 それが旨く行っているか否か、審査員は検証しなければ役目を果たせない。組織の進化を認めたら誉め、停滞或いは後退していたなら、警笛を鳴らす必要がある。

 その役目を充分に果たすには、環境ISOの理念と要求事項を把握していることは基本であり、それに加えて審査先の要望や課題を聞き出し、それらを解決する要素は環境ISOの何処か示し、その活用方法を議論できる審査員でなくてはならない。

 環境ISOの規格解説に終始する古典的な審査員は役目を終えて去り、経営を環境面から見て問題を発見し解決する能力を持った審査員の進化が期待されよう。

紫陽花の 葉の上走る 小カマキリ
by tabigarasu-iso | 2011-06-20 07:14 | ISOマネジメント | Comments(0)