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白髪の旅ガラス

2010年 05月 30日 ( 1 )

最短小説

 日本には、俳句と言う素晴らしい文章があります。余分な飾り文句を一切捨て、季節の移り変わりに載せた人の思いを読む人の心に沁み込ませる。これこそ、世界最短の感動小説であり、多くの人が楽しんでいます。

 一方、同じ十五文字ながら季語など関係なく、風俗や世相をユーモラスに風刺する川柳も俳句に負けていません。どちらかと言えば、季語や作法など硬いことを抜きにした川柳は、昔から庶民の味方と言えるでしょう。

 更に、川柳でも無い十五文字の小説があります。言いたいことを五七五にまとめるものですが、これを川柳モドキと言いましょうか。何となく笑えるものもあり、何となく侘しいものもあり、何となく頷けるものもあり、何れも少しばかり心に響く。

【見てくれを 思って染めた 髪戻し】

 これは、白髪が大半になり老いを感じた作者が、気持ちを若返らせようと髪を染めてみたものの、そろそろ元の髪に戻そうか思案している気持をまとめた川柳モドキです。当人以外に興味などないかも知れませんが、今後は普及することでしょう。

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【コンサル川柳コーナー】

№30 後ろ向き 歩く行進 海老に聞き

№31 無駄使い 仕分けする人 無駄な人

№32 竜巻に 巻き返し技 学ぶ牛

by tabigarasu-iso | 2010-05-30 12:29 | 小説 | Comments(0)