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白髪の旅ガラス

2010年 05月 22日 ( 1 )

好奇心

 幾つになっても、変わったことや珍しいことに興味を示す心は子供の頃と同じものです。その心が失せた時、老いを感じるのかもしれません。とすれば、老いとは生活年齢ではなく、好奇心を持たなくなった瞬間から始まる現象と言えましょう。

 では、老いを感じない方は、何に興味を持たれていますか。
「それは秘密です」
 そこで食い下がるのが若さの秘訣ですから。
「それを知りたいのです」
 懲りずに聞くのが生甲斐ですから諦めません。
「好奇心の強い方ですね」
 いよいよ雰囲気が怪しくなります。
「そうです。で、何に興味を」
 これは、犯罪に近い質問でしょう。
「いい加減にしてよ」
 そう言われても仕方ありません。

 視点を変え、宇宙飛行から無事に帰還した女性のインタビューをテレビで観た時のこと。
「何か神様になったような言葉だな」
「そうよ。人の世界から離れたのですもの」
「おいおい、いつもの話し方と違うぞ」
「そうよ。私は相手の立場になれる人ですもの」

 これは余興として、気の遠くなる予算を使い宇宙に出る理由が知りたくなりました。
「何の為だろうな」
「勿論、神の心境を悟るためよ」
「それも認めるが、本当の狙いさ」
「好奇心よ」
 だとすれば、人類に老いは無いかも知れませんが、若さばかりではいけません。時には、好奇心の無謀を止める、冷静な智恵や判断力を持つ「老い」が必要ではないでしょうか。

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【コンサル川柳コーナー】

№1 水枕 犬の為よと 妻が言い

*心機一転、ストレスを解消する17文字のコンサル川柳コーナーを設けました。
by tabigarasu-iso | 2010-05-22 00:13 | 随筆 | Comments(0)