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白髪の旅ガラス

2010年 05月 19日 ( 1 )

 熟練者の仕事振りを見て、仕事の流れを覚え、その要点を体得する教育方法もありますが、熟練者が居ない場合や新しい取り組みの場合は、講師を招いて教育を受けるか、外部の講習会に参加するしかありません。

 ISOマネジメントを導入したばかりの組織では、新しい取り組みですから、仕事を通じて行う教育は難しく、講習会を開催することになります。外部の講師を招いて教育を受けさせるのが効果的ですが、一度聞いても直ぐに忘れますから、受講生の中から教育担当者を育て、こまめに何度も教育するのが良いでしょう。

 教育担当者に任命された方は、講師を務める際に何を心掛けたら良いものか、講師に成り立ての頃を想い出し、注意する点を紹介します。
1)相手の目を見て話しましょう。
 全員の目を同時には見られませんから、前列の右端と左端の人の目を見るようにします。
2)ゆっくりと話しましょう。
 自分で理解している内容は、早く話し勝ちになります。周知の点は軽く流し、新しい話題は、ゆっくり過ぎるほどゆっくり。
3)大きな声で話しましょう。
 最後部の人に声が届くのを確かめながら話します。声が小さな人は、受講生の近くに移動して話しましょう。
4)相手が頷いてから次の話に移りましょう。
 何が理解できたか、前列の一人に聞いてみましょう。理解していない場合は、もう一度繰り返し説明します。
5)内容を自分の言葉に変え、自信を持って話しましょう。
資料の棒読みはいけません。判り辛い表現は、身近な事例で説明しましょう。

 その他、教育担当者に必要なことは沢山ありますが、教育の目的を受講者に理解して貰うことが一番かも知れません。また、一方的に話すばかりではなく、必ず受講者一人一人の考えを引き出すことも大切です。

 その中には、良いアイデアや提案がありますから、大いに評価してあげましょう。そして、講義の最後には、受講生の瞬間的な知識を確実な記憶にするためにアンケートかテストを実施し、その結果を次の講習会に反映させれば、更に良き講師になる筈です。

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良き講師 育てる人は 受講生
by tabigarasu-iso | 2010-05-19 08:59 | ISOマネジメント | Comments(0)