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白髪の旅ガラス

2010年 05月 14日 ( 1 )

蛾と共に

 生物の種類が色々ある状況を生物多様性と言います。生物多様性が維持されている段階では、それが当然のことですから話題にはなりません。けれど、絶滅に近い鳥とか、絶滅した筈の狼が発見された場合、こぞってマスコミは取り上げます。

 皆が知った時には種が絶える寸前か絶えた後になりますから、その前に手を打たなくては意味がありません。
「自然に淘汰されるものは、仕方ないでしょ」
 確かに、それが自然の流れであれば、人が手を加えて絶滅を食い止めることは無理です。

 人の身勝手な活動が原因で、その種を絶滅に追い詰めた場合は、その責任を取らなくてはならないでしょう。
「そんな法律があるの」
 勿論、生物多様性基本法を基本に据えた法律体系はあります。それを守るのは当然のことながら、私達が生きて行く為には、他の生物の存続が必須ではないでしょうか。ある種を絶滅に追い遣る行為は、まわりまわって自分達に帰ってきますから、阻止しなければなりません。

 かつて、小川にはカワニナが棲み、それを餌に成長した蛍が舞うのは当り前のことでした。また、小さなメダカが列を作って泳ぐ下では、ドジョウが子供の足音に驚いて泥の中から飛び出し、別な隠れ家を探す光景は何処でも見られたものです。

 そんな小動物が近場から消えた今ですから、近場で大人の手の平もある大きな蛾を見付ければ、良く生き延びたものと感心すると共に今後の存続を願って止みません。

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朝に雨 夕に晴れても 傘を差し   By我を通す人
by tabigarasu-iso | 2010-05-14 07:28 | コンサルサービス | Comments(0)