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白髪の旅ガラス

2010年 05月 07日 ( 1 )

今頃の自分は粗大ごみ

 壊れたギター、古い電気ストーブ、薄汚れた座椅子、玩具を入れる大きな木箱、子供が学生時代に使った折り畳み式の木の椅子と机、それに使わなくなり十年経つホワイトボード、これら粗大ごみを車の後部座席に押し込んで、市営の廃棄物処理場に行きました。

 車で走ること20分余り、すっかり人家から離れた高速道路の傍に煙突が見えます。それを目印に車を走らせ、着いたところで大きな秤にそのまま載り、案内された粗大ごみのスペースで手早く降ろせば、直ぐに別のトラックの荷台に分別され、次の作業場へと持ち去られました。

 想い出の深い品々に別れを惜しむ間もなく、帰り際の秤に再び載って料金を払おうと車から降りたところで、もう一度秤に載ってくださいと言われ、やけに疑い深い方だと内心では思いましたが、それは誤解だったようです。

 伝票を受け取り、処理料金を聞けば、粗大ごみの重さが50kgで合計400円とのこと。帰りの秤に自分が載っていなければ、その分の重さが追加されることになり、110kgが粗大ごみの処理料金になりますから、計量を担当されていた方は親切な人でした。その人が意地悪な方であれば、今頃の自分は粗大ごみとして処理されていたことでしょう。

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藤の花 風に任せて フラダンス
by tabigarasu-iso | 2010-05-07 00:22 | 随筆 | Comments(0)