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白髪の旅ガラス

2010年 05月 02日 ( 1 )

懐かしい光景

 人により懐かしさは異なるだろうが、馬に鋤を牽かせて山肌を耕す光景が自分には該当する。その写真が新聞の一面に掲載されたが、それを見て同じ印象を受けた読者は少数派かも知れない。

 馬や牛を動力に使った農業は、日本から消えて半世紀近くも経つから、大半の読者は中国のそれを見ても懐かしいとは思わないことであろう。だが、農家に生まれ牛や馬と一緒に暮らした経験がある者には、記事を読まなくても写真は見逃せない。

 その馬は、主人の言うこと良く聞き、大人しく鋤を牽いているようだ。前後二頭で耕す光景は見たことがない。共同作業を重んじる国の特徴であろうか。或いは、二馬力で作業を急ぐ事情があるようだ。

 それにしても、何処かのキャベツ畑と同じ様に山の頂まで綺麗に耕されている。豪雨に見舞われたら、畑の土は押し流されてしまうだろう。雨が降らなければ作物は育たないから、適度の雨は必要である。だが、そう都合良く雨は降らないから、耕地面積を山の頂きまで広げる必要があったのであろう。

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半世紀 前の想い出 馬が牽く
by tabigarasu-iso | 2010-05-02 08:40 | 随筆 | Comments(2)