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白髪の旅ガラス

2010年 03月 24日 ( 2 )

 一生懸命仕事をやっても旨く行かない場合があります。その時、結果が出ないことを責めてはいけません。
「〇×さん。一生懸命なのは判りますが、相手の置かれた状況を無視しては、まとまる話も旨く行かないものですよ」
 かように、相手を尊重した上で具体的な指示を出して上げれば、言われた人は納得して軌道修正も出来るでしょう。また、その結果も良い方向に向かうものです。

 しかしながら、社内営業の重要性を知らない方が上司の場合は、そうはなりません。
「駄目じゃないか。何年無駄飯を喰っている。首を洗っておけ」
 何年も放任して置いた自分の責任を棚に上げて相手を窮地に追い込む。これでは、胃の壁のどんなに厚い人でも胃酸が多量に噴出し、胃壁に穴を開けてしまうことでしょう。

 
 そんな光景を見たり、聞いたり、時には自ら作り出す際、ふと脳裏を横切るのがフーテンの寅さんの科白です。
「そこのお兄さん。こちとら詳しい事情は知らないが、それを言っちゃぁおしまいよ」
 人の道を外れた言動を正す、何と暖かい言葉でしょう。理屈で強引に説き伏せるよりも、人の情を揺さぶる一言が効果的なことを、寅さんは承知していたようです。

 寅さんを演じた俳優が亡くなり、その映画は終わりました。どなたか跡を継ぐ役者は現れないものでしょうか。余りにも個性的でインパクトが強く、演じる役者も演じ切るのが辛かったようですから、映画の再開は無理かも知れません。せめて、私達に遺してくれた名科白を、仕事や日常生活で使ってみようではありませんか。

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物言わぬ 犬は愛しく 妻淋し
by tabigarasu-iso | 2010-03-24 18:35 | ISOマネジメント | Comments(0)

コンサルの有効性

 昨今、導入した環境ISOや品質ISOの有効性やら、それを審査することの有効性が問われています。そもそも、有効でない仕組を手間暇掛けて導入する組織など、何処にもありませんから、ISOマネジメントに関わり飯を喰う、審査機関、研修機関、コンサル機関の三者にとり、危機的な状況と言えましょう。

 ISOマネジメント審査が有効でなければ、誰も審査を受けようとはしません。審査がなくても、ISOマネジメント導入の自己宣言する組織はあるでしょう。しかしながら、それは残念なことに僅かですから、研修機関やコンサル機関の存在する余地はありません。自己宣言は立派な姿勢ですが、自分勝手な方向に走る可能性も大きいものです。それは、禁酒や禁煙それに忘却を誓う自己宣言の虚しさからも類推できるでしょう。

 それでは、製品やサービスを安心して利用できなくなり、深刻化する地球環境問題に歯止めが掛かりません。従い、第三者による有効な審査や第二者による有効なコンサルが求められているのです。とは言え、コンサルは審査とは異なり、利害関係のある第二者のサービスですから、何時でも有効でなければ利用して貰えません。

 有効なコンサルとは、利用者の本音を把握して、それを実現する舞台の黒子に徹することです。コンサルの成果が依頼者の他に知れ渡るようではいけません。問題の解決はコンサルを雇った経営者であり、コンサルはあくまで手段に過ぎませんから。それでも、どうしたらコンサルを有効に活用できるか、幾つか要点を述べておきます。
・一対一で本音を語ること
・何を成果とするのか明確にすること
・信頼できる部下を事務局に選任すること
・育成したい人材を教えておくこと
・依頼者の思想を代弁できるコンサルを選ぶこと
・経営者の代弁者に見合った費用を支払うこと

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小説を 真実らしく 語る嘘
by tabigarasu-iso | 2010-03-24 08:30 | ISOマネジメント | Comments(0)