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白髪の旅ガラス

2009年 08月 19日 ( 1 )

赤トンボ

 お盆が過ぎ、いつもの年に比べ日照時間の短い夏の盛りが終わり、夜間になれば涼しい風が吹き始めています。寝苦しい夜が無くなり、人には凌ぎやすい秋になりますが、子孫を残す機会を失いそうな油蝉は、必死に鳴くしかありません。

 一方、夕方になれば、空き地の草むらには、赤トンボが空中に静止したかと思えば、急な風に流され水平飛行。気楽げに空中の散策を楽しむ光景は、見る者の心を癒してくれます。蝉と異なり、静寂の中で子孫を残すトンボ達。取り分け、赤トンボは夕日に映えて美しい。

 赤トンボの体色は、気候と関係するそうです。寒冷地では、赤色が濃くなるようですから、気候の温暖化が進めば、赤トンボの鮮やかな色は見られなくなるかも知れません。そうなれば、有名な「赤トンボ」の童謡も、♫夕焼け小焼けの赤トンボ♫から、♫夕焼け小焼けの茶トンボ♫に変化しそうで味気ない。

 夏の暑い時期に蝉が太陽を浴びて騒がしく鳴き、夏の終りには赤トンボが色鮮やかなままであるよう、誰もが望んでいます。けれど、誰もが気候の乱れを引き起こす温暖化ガスの発生者になっていますから、誰もができるところから温暖化ガスを抑制する行動に移らなければなりません。
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赤トンボ 追われてみるのは 温暖化
by tabigarasu-iso | 2009-08-19 18:17 | 随筆 | Comments(0)