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白髪の旅ガラス

2009年 03月 03日 ( 1 )

教育の極意

 極意とは、その道をきわめた人にだけ分かる、学問や芸道などの深い境地を言います。とてもきわめたとは言えませんが、かつて技術系セミナー企画を十数年ほど生業にしていた経験や、その後の環境ISOマネジメント関連の講師を十数年ほど展開する経験を踏まえ、教育の極意らしきものを紹介しましょう。

 教育には、基本的な知識を学ぶもの、経験を通じて体得するノウハウを学ぶもの、それに最新の情報を学ぶものがあります。それぞれ教育の到達点、つまり受講生をどこまで導くのか、その狙いは異なりますが、到達点に達したか否か、確認する重要性は変わりません。直ぐに、質疑応答、テスト、アンケート、受講レポートなどで、教育内容の理解度や有効性を確認する方法や数ヶ月経て確認する方法もあります。

 ここで重要な点は、確認する内容と評価基準ですが、教育することにウエイトを置き過ぎ、教育した成果の確認を疎かにしている場合が意外と多い。これでは、幾ら時間を掛けて何度教育しても、理解できている人には余分な時間になり、そうでない人には耐え難い時間になり、どちらも効果が出ない点では同じですから、無駄な経費の投入になりましょう。

 基本的な知識を学ぶ教育を効果的に進めるには、教育の狙いを、講師と受講生の双方が理解した上で教育が始まり、その成果を適時点検しながら、教育の狙いを見直して行くことが必要です。この際、教育成果を点検する内容は、教育内容の検討と同時に決めて置かなくてはなりません。つまり、「教育する」ことと「成果を点検する」ことは連続した流れであり、その結果により「教育の狙いや内容を見直す」こと、こうした流れを切らないことが、教育の極意ではないでしょうか。


                     梅の花 鶯寄せる 魅力あり
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by tabigarasu-iso | 2009-03-03 20:29 | ISOマネジメント | Comments(0)