人気ブログランキング |

ブログトップ

白髪の旅ガラス

2008年 10月 03日 ( 1 )

模擬審査

 本番の審査を想定し、コンサルが行う審査の予習を模擬審査と言います。実情を承知のコンサルが、相手の弱点を知りながら、それを突く質問をしますから、一期一会の審査員とは異なり、それこそ質問の矢で倒れても良いように救急車を用意して臨む、そんな決死の覚悟が要りましょう。

「それでは、昨年の環境側面を特定した記録を見せてください」
 心臓発作を起こさないように、初歩的な質問から始めましたが、予想外の結果にコンサルの方が驚いてします。その記録は、昨年、コンサルが確認していたものですから、無い筈がありません。もし無いとすれば、何処かに仕舞い忘れたか、破棄したに違いないのです。

 記録の管理が旨く出来ていませんから、そうなった原因がどこか見極めて、それを気付かせなくてはなりません。
「質問を変えます。ところで、記録の管理と文書の管理、その差を教えて貰えますか?」
 コンサルは、最初に質問した記録が見付からない原因を、文書と記録の混同と推察したのです。
「・・・?」

 やはり、文書には改訂できる計画や手順書の類、それに事実を示す記録の類があることが回答できません。そこで、両者の違いを説明した後、持参した文書ファイルに先の記録が無いか確認して貰ったところ、直ぐに見付けることができたのです。これは、担当者の異動に伴う役割の引き継ぎが不十分なことにも原因があり。それを承知のコンサルは、教育訓練、コミュニケーションへと関連する仕組みに質問を移し、相手の理解を深めていくのです。


                 模擬審査 指導も加え 疲れ倍
d0052263_1815017.jpg

by tabigarasu-iso | 2008-10-03 12:45 | コンサルサービス | Comments(0)