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白髪の旅ガラス

2006年 04月 30日 ( 1 )

人は見掛け

 一時、気紛れな雷神さんが、激しい風を起こし、大きなひしゃくで水を撒いているのか、それも遠慮なしに、ばさばさ撒き落とすものですから、差した傘は役に立たず、濡れネズミとなりました。

 ズボンの裾のアイロン線は消えてジーパンに化け、ネクタイはハイカラな手拭となり、とてもではないが、人様の前に立つ姿ではありません。けれど、他の方も同じ様な姿ですから、目立たず、諦めもつきます。

 その後、新幹線に乗り、西へ向かい始めますと、お天道様が顔を出し、周囲を見渡せば、折目正しい服装の方ばかり。隣の方など、背広の襟に菊の金バッチなど飾り、取り出す懐中時計も純金に違いありません。

 ぼろは♪着てても♪心は錦♪と歌の文句にあり、その心意気、知り合う仲では理解されましょうが、初対面では、やはり見掛けが大切です。とくに、サービスを売る営業となりますと、売り物が見えないだけに、それが九割以上と言えましょう。けれども、濡れたネズミやカラスになった時は、残りの一割に賭けるしかありませんね。

昼過ぎの下がる瞼を誰か上げ
by tabigarasu-iso | 2006-04-30 01:24 | コンサルサービス | Comments(0)