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白髪の旅ガラス

2006年 02月 15日 ( 1 )

 空いた電車に乗れる、土曜日の移動も良いものです。乗車駅から座れることもありますが、登山姿の老いた仲間の四方山話、幼い子供を連れた親子の日本語入門講座、派手な化粧の恋人に、良いところを見せる若い男のパフォーマンス、様々な人間模様が車内にあふれて、飽きることがありません。

 その昔、土曜日の授業は午前で終り、急いで給食を食べ終え、教室の掃除をさっさと片付け、いっせいに校庭に飛び出し、そこら辺に鞄を置いて、暗くなるまで遊んだものでした。時には、普段は怖い顔した先生まで加わり、分校の生徒全員が東西に分かれ、狭い校庭を駆け巡る、陣取り合戦となったことも想い出されます。

 ところが、いつも日曜日の夕方になると、何となく暗い気分に襲われたものでした。宿題など出された記憶がありませんから、それが原因ではありません。遊び仲間が顔を見せながら、自由に遊べない授業を想えば、暗くなるのも仕方のないことでしょう。

 大人になって久しく、仕事を終えて迎える休日の前日は、今でも楽しい日に変わりがありません。やがて停年を迎え、毎日が日曜日の生活も楽しみですが、暗い毎日は避けたいものですね。

前向きの 会議であれば 醒めたまま
by tabigarasu-iso | 2006-02-15 18:15 | 随筆 | Comments(0)