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白髪の旅ガラス

2005年 11月 06日 ( 1 )

もうはまだでまだはもう

 もう、秋も終わりですね。まだ、冬の支度を済ませていない、山の熊やリスは忙しいことでしょう。もう、里の人は稲刈りを済ませ、大根や白菜の取り入れに休日もありませんね。まだ、稲刈りが済んでいないかと思いましたら、刈った後の稲が伸びたものです。一度しか稲の作れない、北国の人には羨ましいことでしょう。

 同じ状況にあっても、まだ半分と余裕を持って考える人と、もう半分と切迫して考える人がいますね。同じ人でも、状況によっては、その逆の考え方になる場合もあります。どちらの考え方が良いかは、その人の置かれた状況により、変わってきますね。
「熱燗、まだ半分あるな」
 この方、酒を楽しめる状況にあります。もうは、空になったときに使うことになるでしょう。
「テスト時間、もう半分しかないよ」
 予習、不充分ですから、悲観的になって当然のことですね。それが、残り時間が少なくなり、まだ大丈夫と考えるようですと普通の方ではありません。

 偶然、ISOの維持審査を数日後に控えたお客様と、そば屋で会いました。
「もう、諦めるしかありません。審査の後、コンサル支援してください」
 独りで対応できることならば、数日残したところで、もうは早いが、組織で対応する審査の場合、日頃の積み重ねを見せることになりますから、それが手薄であれば、もう、ありのままの現状を見せるしかありませんね。

 ところで、誰もが『まだ』買う時期だと思っている時には『もう』売り、『もう』売る時期だと思っている時には『まだ』買うのが、株取引の世界にあるようです。この世界の『まだ』と『もう』の感じ方は、微妙ですね。

草むらの 暗闇に鳴く こおろぎに  そっと教える 出番の終わり    
by tabigarasu-iso | 2005-11-06 13:00 | ISOマネジメント | Comments(0)