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白髪の旅ガラス

バイオマスビレッジ

 バイオマスは、木材や藁など生物由来の再生可能な有機性資源のことを言います。これには、石油や石炭などの枯渇する化石資源を除きますが、これらもかつてはバイオマスでありました。長年、化石資源を地上で燃やし続けたことが原因で、大気中の温室効果ガスが増え過ぎ、地球温暖化現象を引き起こしています。

 温暖化を抑制し、化石資源の使用量を抑制し、それを長く利用するためにも、再生可能なバイオマスの活用が注目されますが、事業として成り立たなければ、それを継続的に活用することはできません。既に、バイオマスタウン構想というものが、全国の市町村213箇所で公表されたものの、運用は一部に留まっています。

 この構想は、再生可能な燃料の確保、温暖化対策、地域産業の育成と雇用確保と目的が多岐に亘り、資源の育成から加工、販売、使用および廃棄物の再利用まで、バイオマスのライフサイクルに応じた事業のネットワークが旨く機能しなければ、成功しません。

 バイオマスネットワークの調整役、これが重要な仕事になりそうです。造林に精を出しても、次の工程に旨く繋がらなければ、事業になりません。事業を軌道に乗せるには、原材料の仕入れから商品の販売まで、一貫して手掛けることが得意な、商社的な頭脳の持ち主が適任ではないでしょうか。また、「バイオマス」に「タウン」をつなげる人より、「バイオマス」に「ビレッジ」を組み合わせる人の方が好ましいでしょう。
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           村のこと タウンなどと 言わないで
by tabigarasu-iso | 2009-07-10 12:31 | 随筆 | Comments(0)