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白髪の旅ガラス

審査を知り尽くしたコンサルをどうぞ

 ISOマネジメント審査では、コンサルが禁止されています。しかしながら、コンサルが審査員になれば、そう簡単に変身できませんから、審査をするつもりがコンサルになっても、仕方のないことかも知れません。

 それと言うのも、その方が相手のマネジメント改善に有効であり、ギャップを検証するだけの審査より、それを埋める具体的な解決策を提案するコンサルの方が、望まれていることを知っているからで、相手の助けを求める表情を前にすれば、当然の判断でありましょう。

 このところ、ISOマネジメント審査の有効性が問われています。それは、ISOマネジメントの認証制度が、関係者に信頼を与えることを目的にしていることにあるかも知れません。信頼を勝ち取るため、審査とコンサルとの間にファイヤーウォールを設け、公平性を確保するのは良いけれど、審査を受ける相手が望む有効性を追求する努力を忘れているのでしょう。

 審査の経験しかない方には、審査は向きません。規格要求事項は理解できても、審査を受ける相手の要求事項を理解できず、相手が望む具体的な指導を行いたくても、そのノウハウが無くて、相手にヒントを与える議論すら出来ないからであります。

 コンサルの経験しかない方にも、審査は向かない。自分の狭い経験に溺れたコンサルは、それを相手に押し付ける癖があるからです。審査の場でも同じ様な狭い判断から、広い解釈ができる要求事項を狭めて捉え、コンサルを望まない相手にコンサルを押し売りしてはいけません。

 どちらにしても、相手に価値を認めて貰わないことには、将来がありませんから、審査員として毅然とした問題提起を行い、コンサルとして問題解決の具体的な指導を行うことが必要です。ところが、これは同時には許されないことですから、審査を知り尽くしたコンサルを利用するのが、最も効果的でありましょう。

真夜中に 輝く詩も 朝に消え
by tabigarasu-iso | 2008-09-27 00:08 | コンサルサービス | Comments(0)