2008年 08月 29日
ひや汁
それを食べたことはないが、作り方をまとめるだけで、唾液が湧いてくる。暑くて食欲の無い時には、瞬く間に胃袋へ納まりそうな。更に、激辛の唐辛子を細かく刻み汁に混ぜたら、何杯でも食べられそうだ。ついでに、冷えた日本酒でも傍にあれば、これを肴に宴会が始まってもおかしく無い。
この「ひや汁」、宮城県の郷土料理である。その名を耳にする度、腹を空かし、汗をかいて家に帰った子供に、おばあさんが「ひや汁」を作ってくれる、テレビ画面が思い浮かぶ。いつか、本場の宮崎で味わいたいものだが、それだけが目的では勿体ないから、仕事を理由に訪れよう。
ところで、「ひや汁」の何とも発音し難いこと。「ひ」を「し」と発生する地方に生まれ育った者は、「ひや汁」を「しや汁」と当たり前のように話す。宮崎県を訪れ、「しや汁」と頼めば、「ひや汁」を作ってくれるだろうか。
ひや汁を しや汗と読む 江戸っ子か