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白髪の旅ガラス

でも

 人の話に愛想良く頷きながら、会話のどこかで、否定の『でも』を多用する人が多くなりました。
「そうですね。話の内容は良く判ります。でも、この場で過去ばかり責めても、何も生まれません」

 かような、前向な否定は結構ですが、そうでない場合の否定には困りものです。
「過去のデータが無いのに、目標数値を具体的にしたのが、失敗でした。でも、それを指導したのはコンサルですよ」

 確かにその通りですから、否定はしません。当然のことながら、マネジメントコンサルは、施策を検討し、そこから推定できる目標数値を設定する指導を行います。同時に、その目標達成が危うい場合、予防処置を取る支援も忘れません。けれど、それを今更言っても、始まらないことです。

 コンサルに責任を転嫁するのは、相手がコンサルを頼りにしている証拠ですから、それを裏切らないように、潔くコンサルの責任を肯定したところで、即座に改善策を提案しなければなりません。そこで、次のように問えば、でもはもう聞こえなくなりました。

「良い機会ですから、何故そうなったのか、皆さんで原因を考えてみましょう。まずは、目標の案を作成された推進者、次に、その目標を検証された部門責任者、最後は、目標を承認された管理責任者の順で御願いします」
 
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知らぬ間に でもが得意な 中年に
by tabigarasu-iso | 2007-12-06 00:05 | コンサルサービス | Comments(0)