人気ブログランキング |

ブログトップ

白髪の旅ガラス

備えあれば憂いなし

 内部監査員に任命された方は、実に幸運な人です。経営陣からマネジメントの実態調査と言う重大な役割を任された訳ですから、乾杯しなければなりません。また、日常業務では接点の無い監査先の実態を知り、改善点があれば指導することも可能ですから、否応無しに発想の転換が必要になり、新たな知識と知恵が身に着きます。

 しかしながら、監査の準備が出来ていなければ、気の毒な人になりましょう。監査相手に上役の方が同席される場合も多く、的外れな質問をしてはいけません。しかしながら、監査の基準や相手のマネジメントの特徴を知らず、何を質問できましょう。黙って居ては監査になりませんから、その場を凌ぐ策を探して、冷や汗をかくことになります。

 どうしても準備が出来なかった場合の監査の進め方は、監査先から基準や実態の情報を教えて貰い、その場で両者の差や改善提案を行う他に手はありません。この手も監査経験が豊富であれば使えますが、そうでない方にはその予習が新たに必要です。それすら出来ない方は、監査員の役を辞退するしかありません。

 とは言え、経営陣から任された役割ですから、簡単に降りる訳にもいかないでしょう。やはり、事前に準備するのが一番容易ですから、出来ない理由を上げる前に、マニュアルや法規制を熟読する覚悟を決めるしかないようです。準備無しに監査する技の習得は、数回の監査実務を経てからにしましょうか。

誰を待つ 氷雨避けずに 菊の花
by tabigarasu-iso | 2007-11-01 18:28 | コンサルサービス | Comments(0)