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白髪の旅ガラス

手段を選ばない

 チャンピオンの内藤選手と挑戦者の亀田選手が対戦したプロボクシングの世界選手権試合は、観戦する人を失望させ、呆れさせ、最後には怒らせるものでした。世界一を決める試合ですから、それに相応しいテクニックを期待していましたが、テレビを観始めた頃から妖しい雰囲気が漂い始め、ついに信じられない光景が現実となり展開されていきます。

 防御の姿勢で突進する挑戦者の頭を、手で抑えて押し返すチャンピオン。顎か顔面を捉えて、ボクサーらしく打ち倒すことはできないものでしょうか。時折、ボディーを攻撃するものの、挑戦者は突進する元気を失いそうもありません。それより、右の瞼の上が切れて、もう一度打たれたら、出血多量でドクターストップになりそうです。

 実力の差は明らかですが、チャンピオンは頭を差し出す挑戦者を倒せない。歯痒い試合は、ボクシングからケイワンに場面を切り替えたようです。疲れて互いに絡み合うクリンチ、そこでチャンピオンを大きく抱えて投げ飛ばす挑戦者。これまでテレビを観た人は、跳び蹴り、回し蹴り、膝蹴り、連続技を期待したことでしょう。

 勿論、試合はチャンピオンの手が上がりましたが、何とも後味の悪い試合でありました。
反則を繰り返すしか能のない挑戦者を、拳でマットに沈めてしまえば、正義が勝利する場面として誰もが酔えたことでしょう。試合後、挑戦者の反則行為に処罰が下されることになりましたが、何故、試合中に審判よりタイムリーな処置がなされなかったのでしょうか。それなりに人気のある挑戦者の手段を選ばぬ勝ちに、期待する人の影が見えるようです。
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スポーツに 内部監査を 入れようか
by tabigarasu-iso | 2007-10-16 08:51 | ニュース | Comments(0)