2007年 07月 25日
草履の復活
それにしても、ノーネクタイの似合う人の何と少ないこと。大半の人は、だらしなくワイシャツの襟を押し潰して自由になれたのに、背広のズボンが堅い文化を捨てきれません。その上下のアンバランスなこと、大きな鏡を見れば直に判ります。いっそ、ズボンを尻に掛けて落ちそうなチョイ悪親父になるまで、服装革命を目指しましょう。
もともと、ネクタイ着用など借り物文化で、首を締めて作業性が向上する訳がありません。締めなければいけない厳かな儀式を除き、自由選択にすれば良いことで、見栄えの良い作業着を、駅員や郵便配達のように、仕事に合わせて工夫することになりましょう。コンサルは、見た目が大切な商売ですから、相手に安心感を与える服装に、心を配りたいものです。
けれども、暑さを凌ぎ、作業性が良く、その上相手に信頼される服装を、自由に選ぶとなれば、容易ではありませんから、ある程度パターンの決まったものを準備した方が楽でしょう。厚地の開襟半袖シャツをベースとして、左右の胸にポケットを付け、肩には荷物を掛けても崩れない肩当て、ズボンは単独で履かれることを意識したデザイン。そして靴も、クールビズに対応することを、忘れてはいけません。通気性や環境を配慮すれば、草履の復活も有り得ることでしょう。
小魚を 守る網除け 蓮の花