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白髪の旅ガラス

旅ガラス賞

 小説を書く人なら、一度は夢見るのが、芥川賞や直木賞の受賞でありましょう。作家の一員として、大衆小説の大御所として、広く世間に認知される名誉は、人に認められること好む社会の人にとり、他に変え難きものです。

 一方、名誉より資産を重んじる人は、それらの賞を受賞する経済的な損得にのみ、興味を持たれることでしょう。二つとも、ある出版社が書籍の販売促進も兼ねる手段として企てた賞ですから、狙いが売上増にあるところ、現実的で面白いところです。

 けれど、それらが、私企業の営業策とも知らず、何やら有り難い文学の発展を願う賞に違いない、そう神聖視している方も多いことでしょう。事実関係を知った上で、崇拝するのは本人の自由ですから、受賞記念の書籍を内容も確かめずに購入するのも、また話題にするのも意のままに。

 そこで、旅ガラスもオリジナルな賞を設けようかと思います。勿論、狙いは純粋にブログ読者数の増加であり、販促などではありません。誰も投稿して下さらないかも知れませんが、心の旅路を文字に置き換え、働く仲間の心に送る、ブログ版「呟き」のコメント欄に参加頂いた方の中から、白髪の旅ガラス賞を発表できましたら、願った通りです。

              太陽を 背中に受ける トカゲかな
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by tabigarasu-iso | 2007-07-23 23:07 | 小説 | Comments(0)