2006年 03月 06日
夜まで待って
「それで、うちのかみさんが、こんなことを言ってね」
捜査の手段に使う、刑事コロンボならまだしも、納期が迫り、必死に資料をまとめる、その傍に現れ、長々と茶飲み話を聞かされては堪りません。
「隣の人が、こんなことを言ってね」
そればかりか、近所の噂話まで聞かされては、堪忍袋の緒も切れましょう。
こうした話をしたがる種族は、意外と話し相手が居なく、誰かに話を聞いて貰いたいのですから、その気持を汲んで対応することが肝心です。
「楽しい話ですね。話の続き、後でゆっくり、そうですね、新しく駅前にできた居酒屋さんで、いかがですか。その節は、御馳走になります」
コンサル稼業に属する人にも、同じ様なことがあります。仲間が居る組織に戻ると、用も無いのに、話し掛けたくなりまして。相手の仕事を邪魔する張本人が、無駄話しの断り方を提案するのですから、先の処方に間違いはありません。
言わなくも 判る相手が 少なくて