2019年 08月 07日
声が小さい!
環境ISO審査は、環境負荷の低減や環境配慮型製品の販売量の増加を実現するための環境マネジメントシステムが継続的に改善されているか、第三者の立場でシステムの適切性、妥当性、それに有効性まで検証するものです。
従い、システムのどの要素が優れたもので、どの要素が改善するものか、審査員は見つけ出す能力を持たなければなりません。なのに、審査員として基本的な能力の欠けた方が審査する場面に遭遇したなら、審査先のシステム改善を語る前に為すべきことがあるでしょうと言いたくなります。
その方は、ある審査機関の審査部長ですから開いた口が塞がりません。大きな身体に似合わない小さな声で、何を言っているのか分からない。運が良く聞こえても、何を質問したいのか分かりません。これでは、真剣に答えようと身構えている組織の方が気の毒です。
そこで、発言の出来ないコンサルは組織の方に提案しました。審査が再開されたなら、その場で声が小さく聞こえないこと、質問の意味が分からないので分かり易くして貰うようにと。
この打合せ内容が隣で休憩していた審査員に聞こえたのでしょうか、再開した審査では以前より声が少しだけ大きくなったようです。
組織より 審査する側 レベル上げ