2019年 07月 25日
先輩と語る審査道
柔道、剣道、茶道、花道、山道と、人の歩むところには道がある。当然のことながら、コンサルにも歩むべき道があり、審査にも歩むべき道があることを忘れてはいけません。
審査道とは、審査員として必要な力量(規格要求事項の正しい理解力、読む力、聞く力、話す力、書く力、説得力)を持ちながら、要求事項とシステムのギャップを検証する道、審査相手の要望に応えながら審査を進める道、コンサルや前の審査を否定しないで軌道修正する道とが想定されます。
かように想定した審査道が正しいものか、自分一人のものか、話し合える先輩の審査員と語る機会がありました。これは、単独の審査では味わえない幸福な瞬間です。
「ところで、前回の審査で指摘しなかつた点、今回の審査で指摘する必要がありますね」
「その通りです。指摘しないのは相手にとってマイナスになり、審査の道からも外れますね」
同じ審査道を目指す方との審査は得るものが多く、もう少し語りたいところですが、今宵はここまで、お休みなさい。
審査道 語れる相手 少なくて