人気ブログランキング |

ブログトップ

白髪の旅ガラス

水の無い田

 梅雨の時期、田植えを終えた水田では、子孫を遺そうとするカエルは、美声を競い喧しく鳴き立てる筈です。

ところが、宿泊するホテルの手前にある道端の水田を眺めてみれば、水が消えてカエルの鳴く場所はありません。

水田に水が無ければ、植えた稲の株は増えることも出来ず、自らの存在も怪しくなります。このまま水が枯れた田のままでは、米の収穫は期待出来ません。

そこで、セミナー会場に集まった方に訊ねました。

「水田の水が枯れていること、御存知ですか」

「・・・」

 梅雨入り宣言が遅れていることは承知でも、それが水田に影響していることは誰も知らないようです。


カエル鳴く 筈の田圃に 水は無く

d0052263_15301559.jpg



by tabigarasu-iso | 2019-06-26 15:28 | 随筆 | Comments(0)