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白髪の旅ガラス

平成最後の雨が降る

 窓の外では、31年間の平成時代を締め括るかのような雨が静かに降っています。人が平成時代を振り返る早朝、雨音の旋律を乱したのは、時代の移り変わりなど気にしない近場の家猫と野良猫が互いを威嚇する鳴き声でした。

 時代が平成から令和に変わる人の世に比べ、猫の時代は古代から変わらず、変わるのは季節に応じた体毛くらいです。変わるのは、春先や秋口の恋の季節くらいでしょう。

 猫の世界はさて置き、昭和生まれの自分が平成を振り返る時、平成元年は昭和64年ですから、当時の自分は37歳、無我夢中でセミナー企画に無い知恵を絞っていました。

平成31年の今年は67歳で環境ISOの審査員やコンサルとして、社会貢献を少しでも出来れば良いと願っています。思えば、平成元年は人に講師を依頼するセミナー開催でしたが、平成31年は自分でセミナー講師を務めていますから、自分の時代も大きく変わりました。

 さて、明日から始まる令和の時代、自分は己の時代をどう作りましょう。

「僕には関係ねぇ」

 そう言いたげな愛猫は、回転椅子の背に昇り器用に眠っています。


春菊の 摘んだばかりを 茹でて食べ

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by tabigarasu-iso | 2019-04-30 18:00 | 随筆 | Comments(0)