2019年 02月 14日
意外な内外の課題に変化なし
環境ISOでは、いきなり内外の課題を決定することが要求されます。そこで、まずは課題とは何を指すのか知ることから始めなければなりません。
課題とは、新たに設定する目標と現実を比べ、対策を必要とするギャップのことのようです。例えば、現実の歩留まりは90%ながら、次年度は93%に上げて、従業員給与のベースアップを図りたい場合、このギャップを埋めるのが「課題」であり、「対策」としては仕事の段取りを変更して目標達成することなど。
これは内部の課題の例ですが、外部の課題としては、原油価格の上昇率を5%と見込んでいたものの、ツイッター大統領の影響で20%の上昇となる方向で、早急な製品値上げが必要になる場合、原油価格の上昇が外部の課題となります。
ところで、内外の課題は刻々と変化するものですから、毎日の見直しが必要になるものもあるでしょう。それなのに、全ての課題を一年経っても同じとする組織が多いようです。直ぐに対策する課題、一年後に対策する課題、三年後に対策する課題の如く、内外の課題の対策は期限を明らかにしては如何でしょう。
眠り猫 ネズミ対策 変化あり