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白髪の旅ガラス

内部監査員向けEMS入門

 環境マネジメントシステム(EMS)の内部監査員養成研修で必須なのは、内部監査手順の習得に加え、環境ISO規格の要求事項やEMS導入に関する知識です。


 EMSを十分に理解して貰うには少なくとも1日、それに本来の内部監査手順の習得に1日、のべ2日の研修が必要なところ、予算の都合で1日の内部監査員養成研修も止むを得ません。


そこで、内部監査員養成研修のイントロで展開するのは、内部監査員向けEMS入門1時間セミナーです。何を管理するのがEMSか、管理対象が決定したなら、どの様に運用管理するのか、その要点を紹介しましょう。


EMSの管理対象は、環境影響の原因である電気の使用や廃棄物の発生と言った環境側面です。この中から重点管理するものを決め、改善するもの、現状維持するもの、予防管理するもの、要望伝達するもの、何れかに決定。


勿論、法規制は守らなければなりません。また、組織を存続させる目的から乖離させる脅威や機会のリスクも決定し、これらを目標に組み込むか、日常管理することがEMSです。


こうしてEMSの流れを把握し、環境ISO要求事項や自社のシステム文書を理解した上で、監査する相手のEMSの現状と要求事項とのギャップを探り、優れた点を評価すると共に、引き上げる点を解説する内部監査養成研修に無駄はありません。


EMS 管理するもの 知ってから


by tabigarasu-iso | 2018-12-26 09:50 | ISOマネジメント | Comments(0)