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白髪の旅ガラス

敬老と老人

 敬老と老人、どちらにも老いがあり良く似ていますが、違いを考えてみましょう。老いた人を敬う敬老は、ただ老いているから敬うのではなく、老いるまで社会に尽くされた人を敬うようです。


 では、社会に尽くすことなく老いた人は、敬老には値しないのでしょうか。老いるまで社会に尽くす理想を国は求めていますから、懸命に働いて税金を納めた人でないと敬老に値しないのかも知れません。


それに対して老人は、真面目に働こうが遊んで暮らそうが関係なく、65才になれば誰でもなれます。嫌なら、勝手に認めなければ良い。ただ、真面目に働いた人には、それまで積み立てた年金が支給されますから、老人を否定するのは勿体ないことです。


否定したいのは、枯れ木のように思われる老人の呼称ではないでしょうか。まだ枝を伸ばし、若葉を沢山広げる木に対して、枯れ木とは誰も呼ばないのと同様、65才を過ぎても活躍している人に対し、老人の呼称は的外れです。例えば、67才の夢見る青年とでも呼んでは如何でしょう。


呼び方で 人は伸びたり 悩んだり

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by tabigarasu-iso | 2018-09-19 07:30 | 随筆 | Comments(0)