ブログトップ

白髪の旅ガラス

長野で入道雲を見上げ

 長野駅で新幹線を降り、特急しなの20号に乗り換えれば松本駅まで52分余り、そこから宿泊予定のホテルは徒歩3分と承知している。


乗り換えの必要がなくなるから気持にゆとりが生まれ、車窓を眺めれば見事な入道雲が立ち上っていた。地上が温まり急激な上昇気流で産まれる入道雲は、本格的な夏の到来を告げる。


子供達は夏休みに入り、クワガタやカブトムシが暮らす緑豊かな山中で遊びの予定に心浮かれ、宿題の山など見て見ない振りを決め込むか、さっさと宿題を片付けてしまうか、何れかであろう。


遥か彼方の入道雲の下には、自分の生まれ故郷がある。キャベツやトウモロコシの収穫に忙しい村人は、夏休みに入った子供達の手を借りていることだろうか。それとも、暇そうに居眠りばかりしている猫の手を借りているかも知れない。


冷房の 効いた車内で うたた寝す

d0052263_19302937.jpg



[PR]
by tabigarasu-iso | 2018-07-26 06:47 | 随筆 | Comments(0)