2018年 06月 21日
富士の裾野まで
山麓の緩やかな傾斜地を裾野と言いますが、地名に裾野が付いた場所を訪れたのは初めてのことです。何処にでも裾野はありますが、富士の裾野と言えば、誰でも直に頷くことでしょう。
電車を四本ほど乗り継ぎ、裾野に到着したのは夕方のことです。天候は生憎の大雨でしたから、雄大な富士の姿を見ることは出来ません。それは、後日の楽しみにしましょう。
ところで、新幹線の三島駅から東海道本線に移動する距離の長いこと、階段もあって身体の不自由な人には厳しい通路です。乗り換え時間が六分もありましたから間に合いましたが、そうでなければ無理でした。
更に、沼津駅から御殿場線に乗り換えた時のこと、電車の遅れもあって乗り換え時間は一分しかありません。重い鞄を抱えて一番遠いホームまで駆け足したのは、久し振りのことでした。かように、裾野に到着するまで、電車の乗り換えが想い出深いものになりそうです。
裾野から 見上げる富士は 雲の中