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白髪の旅ガラス

カッコウの鳴き声に包まれて

 どんなに大きなカッコウが鳴いていることやら、辺り一面に響き渡るカッコウ、カッコウの繰り返し。今年も、子育てを他の鳥に任せる育児放棄のカッコウが訪れてくれました。


そうとは知らない育ての親鳥、巣を空けて虫取りに舞い立てば、その隙に卵を産み落とし、知らない顔してカッコウは去って行きます。子は国の宝、誰が産んでも大切に育てる福祉社会は、カッコウが教えてくれたのかも知れません。


メダカやヤゴは、小さな池で生まれて自力で育ちます。鳥や人は、親の手を借りなければ、食餌が出来ません。同じ鳥でも、カッコウは育てることを知らない鳥で、産み落とされて育てる鳥は疑うことを知らない鳥です。


せっせと餌を運び、自分より大きくなった子がカッコウとは知らず、育ちの良い子だと安心するだけでしょうか。育ての親に話を聞く機会がありましたら、訊ねてみましょう。


カッコウの 独唱響く 曇り空 


by tabigarasu-iso | 2018-05-30 22:15 | 随筆 | Comments(0)