2018年 05月 25日
知ったか振り
駅前の大道りを勢い良く歩いて、すぐ右にある筈のホテルが見付かりません。それでも知ったか振りをしてどんどん歩けば、先程まで沢山あったホテルの看板は消えてなくなりました。
大きな鞄を手に提げて歩くのは良い運動になりますが、額から汗が流れ落ちて運動はもう十分だと身体が言い始めましたから、影響を受けた心も弱気になり、ホテルに電話を掛けてみます。
応対したフロントの男性は、行き過ぎですからそのままどこも渡らず右折すればホテルに着くと教えてくれました。が、言う通りに歩いて戻れば賑やかな飲み屋さん通りで、ホテルらしきものは見当たりません。
再びホテルに電話すれば、今度はフロントの女性が誤りを正してくれました。辿り着いたホテルは、駅のすぐ傍です。駅を出てところで電話をすれば、十分も余分に歩かずに済みましたが、良い運動になったと思いましょう。
迷い人 教える人で また迷い