2018年 05月 17日
挨拶のつもりが
年度が変わり二カ月余り、少しばかり遅い新年度の挨拶に訪問した時のことです。時間前ながら、新しい方も交えて関係者が全員待ち構えておりました。
机の上には配付用の資料が積まれています。はて、これは挨拶だけでは済まないと覚悟を決めて、いつもの前置きは省き、要件を手短に伺い、回答も素早く差し上げることにしました。
ところが、待ち構えていただけに相手の説明は長く、何を求めるのか焦点がはっきりしません。それをそうとは言えませんから、相手の要点をまとめて確認します。
「つまり、業務目標と環境目標の相違点を正す監査員の教育ですね」
漸く頷いてくれたところで、一言申し上げました。
「駄目と言うだけなら、出来ない自分でも簡単に言えますが、軌道修正する方法を一緒に考える、コンサル的な内部監査員の育成を目指しましょうか」
こうして、簡単な挨拶のつもりが長い説明会になったのです。
挨拶の つもりが実は 打合せ