2018年 02月 22日
古いマニュアルのまま
これまで何度も言及している内容ですが、環境ISO規格はマニュアルの作成を要求していません。手順書など無くても、要求を満たす仕事の流れであれば良いとするものです。
極端な場合、環境ISO規格要求に対応した仕事の説明や記録文書の提示があれば、審査員は適合の評価を提示することでしょう。なのに、昔の環境ISO規格に対応した古いマニュアルで審査を受ける組織があります。
その心は何か、訊くつもりなどありません。ただ、想像することは出来ます。例えば、これまでの審査経過を見る限り、対応に苦慮する指摘がないことから、審査員に指摘されたなら対応する策ではないでしょうか。
それでも構いませんが、業務プロセス(仕事の流れ)と環境ISOの要求事項の統合が新たな要求であることを忘れているようですから、トップの審査で裏を取ってから、軽い不適合として宿題を残すことにしたいと思います。
桃の芽の 赤く膨らむ 待ち切れず