2017年 10月 06日
今更ながら本業と環境の統合
環境ISO:2015は、経営責任者に対し「5.1事業プロセスへの環境マネジメントシステム要求事項の統合」を要求しています。
これを実現するには、経営責任者が作成する5.2環境方針を事業の目的に適したものにすることから始め、6.1.1内外の課題に関するリスクと機会を決定し、そのリスクを考慮した6.2環境目標の設定が一つ。
もう一つは、活動の環境側面として課題を解決した場合に想定される環境影響から、その課題を6.1.2著しい環境側面に決定し、6.2環境目標を設定する際に考慮に入れることです。
環境目標に設定できない課題は、8.1運用の計画を実現するプロセスで管理し、9.1.1経営会議時に環境目標と運用の進捗を確認することで、本業と環境管理の要素を統合した仕組みが実現することでしょう。
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