2017年 09月 11日
正しい環境ISO情報の選択
インターネット端末を使い、不明な事柄を入力すれば、沢山の回答がディスプレイに表示される便利な世の中になりました。
とは言え、表示された情報が全て正しいとは限らず、少し怪しいと思われる点があれば、自分で辞書を捲り調べてみるか、専門家に聞いて確かめる必要があります。
例えば、ある環境情報専門誌に掲載される環境ISOの情報は、環境ISOを導入している事務局の方が執筆されているだけに必ず読みますが、規格の解釈には注意しなければなりません。
プロセスを「本業」のことと読み替えているようですが、本業は副業に対する言葉であり、インプットをアウトプットに変換する一連の活動とする用語の定義を狭く捉えています。副業であっても、注文を製品やサービスに変換する活動は、プロセスであることに変わりはありません。
また、著しい環境側面、順守義務、リスク及び機会に関する取り組み計画に対し、環境目標に取り上げるか、監視測定するか、教育訓練の対象にするか、本業の中に取り込むのか決定すると解釈しています。これは本業の中と言うより、環境ISOも本業の一環ですから、他の事業プロセスで取り上げると説明すべきでしょう。
ヒグラシや 夏の終わりは まだかいな